比企起業大学23春「8月ゼミ」を開講しました。

比企起業大学 総長の関根です。

2023年8月25日(金)18時~20時、比企起業大学23春「8月ゼミ」を開講しました。講師陣、学部生との意見交換の場です。

7名中、6名が参加しました。

差しさわりのない範囲で、当日の様子を、チャットを基に共有します。(まとめて下さった講師の風間さん、ありがとうございます!)

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2023年8月25日(金) 第5回ゼミ

1 近況報告とBS(ベイビーステップ)の達成状況

○藤原さん

・ベイビーステップ

自伝・自分史に類するものについて書籍等で今よりも見識を高める。同時に制作工程について思いを巡らす。

・この地域、ときがわ内をうろうろして、カフェ4店に行った。地域で時間を過ごすことをしている。

・昨日すごいことがあった。カフェタオ(小原さん紹介)に行ったら、たまたま出会った人が、ご主人の実家の向かいに住んでいた人だった。楽屋の金子さん民泊に泊まり、移住してきた人だった。

・BS 自伝に関する知識を貯めようと、滑川の図書館に行って。色々読みあさった。

・自分で文章を書かないとできない仕事。ただ、自分は文章を書くプロではない。文体を入力して学んだ。

(関根さん)

・カフェで会ったのは移住してきた方?

→ ご夫婦とお子さん2人で移住。Sさん(カメラマン)。知合いのタイの方の向かいに住んでいる。大塚さんも来て、隣に座った。

(小原さん)

・西平にお店を構えていた時に、挨拶に来てくれた。

(関根さん)

・It’s a small world!

○光さん

・ベイビーステップ

藤井孝一さんの本を読み、自分の週末起業の形を考えることにします。

・BS 週末起業の本を、本屋ときがわ町で買った。走り書きが書いてある。味わい深く読んだ。とても勉強になった。自分の人生の台本を、自分で書けるように。

・「地域でしごと」本を読んで、ときがわ町のファンになった。比企大は終わるけど、一ファンとして、関係人口として、関われたら。

(関根さん)

・本を読んで、ときがわのファンになった理由は?

→ 色々な人が、ときがわで活動している。「口に出すと叶う」 風間さんの奥さまに対する愛情を、書籍で感じた。

(小原さん)

・本屋ときがわ町では、風間さんは、奥さんに、ツンデレ。

(風間さん)

・「口に出すと叶う」は、小原さんのエピソードから。

○志村さん

・ベイビーステップ

①食品衛生責任者の資格を取得すること

②現在販売されている国産めんまを購入し、食感、味等の考察をする。

・資格証も取った。

・国産メンマは、今まで食べてた輸入メンマと同じでなかった。触感、繊維感が違った。今まで慣れ親しんだヘタった感が無かった。

・メンマづくり、メンマ販売に向けて、一歩近づけた。

・今まで当たり前にこの辺に住んでいた。意識してしっかり見るという意識を持つことにした。朝のウォーキング、夜の暗い時間。それぞれ違った顔がある。今まで見ていたのは一面。それぞれ魅力があることを発見した。

・比企大 最後だけど、考えさせられた。言語化できてよかった。実際、走り続けられるようにしていきたい。

(風間)

・メンマ食べてどうだった?

→ メンマというイメージで食べると、美味しくないかも。「え!?」という感じ。ギャップが凄い。差別化ははかれる。輸入メンマとは全く違う。

(光さん)

・メンマを食べてみたい。

(志村さん)

・皆さんの意見を聞きたい。卒業式にもっていく。

○小原さん

・ベイビーステップ

うちの絵本屋で主に扱っている絵本の対象年齢、気持ち、なりたい状況でカテゴライズする。ブックリストを作る。

・対象年齢を決めすぎるのが、出会いの幅を狭めている。保育園では、年齢で分けるが、その子の読書力によって変わる。

・一概に決めかねる。リスト化していても、出てくる。そういうことが分かったことが、得ることであった。リスト化して、自分の中でぐらぐらしてきた。

・1か月でやったことの中で、絵本セラピーがある。今月1回やって。販売以外の絵本の広め方として、絵本セラピーは有効。

・晴海さんのセッションの誘いを受けて参加した。本屋でオンラインでやっていた時の晴海さんの見せ方を見て、大事なことを思いだすきっかけになった。今後の活動のスパイスとして活かしていきたいなと。

・夏よりも、秋~冬のほうが、本は強い。

・森林公園さんから、絵本と植物の企画があるので、出店しないかと声がかかった。

・玉川温泉さんからも、9月以降の出店依頼があって、OKの返信を、昨日した。

(風間)

・絵本セラピー久々だった?

→ 絵本セラピーをして「本当にセラピーですね」と、今回初めて言われた。参加した2名が言ってくれて、やって良かったと思えた。

・9月の本屋でも絵本セラピーを実施予定。

・定期的な寄付の件どうだった?

→ メッセンジャーでメッセージを送った。学校から「この本を寄付してほしい」と言われている。小原さんが寄付したい絵本があれば、学校に提案したらどうかと言われた。

(風間さん)

・お客さんが買った売上の●%で、小中学校に絵本を寄付するというやり方もあるのでは。

○松本さん

・ベイビーステップ 訪問看護ステーション開設に向け、具体的な戦略(経営・財務など)を考えることにしました。

・開業資金の目安 500~1000万 

・政策金融公庫 福祉系だと積極的に融資が受けれる

・立ち上げまでやることは多い。一つずつ潰していく。

・今、有休消化中。課題本を読んで、心に残ったのが、「仕事には、経済だけでなく、社会的価値がある」

・寄居町の駅前によってこという施設ができて、コワーキングスペースで仕事をしていた。

・9月からは、新しい所で仕事が始まる。

・ときがわ町に来てみようかなと。iofficeにも行きたい。

・比企大に参加して、自分が変わったのが「地域との関わり」。人見知りなので、関わりを避けていたが、皆さんと接して、そのあたりが変わった。

・コーヒーが好きで、今まではスタバとかタリーズとか行ってた。寄居にも、昔ながらの店がある。細かい所まで目が行くようになった。

(関根)

・ときがわカンパニーも、日本政策金融公庫から。ラーンウェルも、りそな銀行さんやさいしんさんから融資を受けている。きちんと事業を続けていけば、返していけるから、大丈夫。

(小原さん)

・本屋ネコオドル@寄居に行かれると良いのでは。

〇高橋さん

・ベイビーステップ

【「街中俳句ギャラリー札所巡り編」を販売できる形にする】

私の8月のベビーステップとしては、「34カ所の仏様リサーチ」でした。既に3分の2は仏様の原画ができておりますが、最終形を念頭に置き、俳句も詠んでいくことになります。再び「現地にも足を運ばないと」と思っています。勿論、関根さんからの発注も頑張ります!

・卒業式までにどれだけできるかが課題。

・地域性 住んでいる所が上尾。活動するのが、皆野。住んでいる所と、活動している場所が離れている。もう少し行く必要があるかも。

・リルの家も、友人が遺言状を残してくれたので、使えるようになった。

・月1回は行っているが、違う立場で、地元に足を運んで関わらないといけないかな。

・7月の課題も披露。

・札所づくりのお寺さんには届けたい。

・目に触れないと、売れない。展覧会は大きなPJとして実現したい。

(林さん)

・プレスリリースで発信しても良いのでは。

(高橋さん)

・ファンを獲得できればいいなと。ただ、講習会も回数をこなせない。

・季節ごとの俳句ができる。          

・奥さんが、ECCジュニアをやっていて、そこで、俳句教室をやった。佐藤みつさんが、参加してくれた。

・俳句の英訳。仏さまに、外国の方は興味がある。

(林さん)

・Eベイ 折り鶴が、外国の方に1個 2~3千円で売れていた

(関根さん)

・収益商品を何にするか

○トムさん(GEMS GRILLさんのイベント出店お休み)

私のベイビーステップは予約を増やすでしたが、
7月まではほぼ土日のみのお客様の入り状況でしたなので稼働状況は8日ぐらい平均でしたが8月は稼働が16日ありました。(8月25日現在)目標の31日稼働には届きませんでしたが稼働が増え予約も増やせた結果になりました。
初年度の夏で知名度がないのに遊びに来てくれたお客様が増えた結果にとりあえず良しとしています。
残りのシーズンも突っ走りたいと思っております。
以上が8月の私のベイビーステップ達成状況です。よろしくお願いいたします。

(関根)

・トムさん、素晴らしいです!

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2.BORグループ意見交換

●関根G

○光さん

・地域で、小さく始めて、長く続ける。

・一回り巡って、まずは、都心のお客さまをターゲットにやった方がよいのではと。

・2拠点で生活したいなと。都心と比企。自分が落ち着く場所と、頑張って開業する場所を分けて。

・やりたいことが、キャリアカウンセリングなので、地方だと求職が少ない。いきなり行っても、生活できない。

・大学時代、就職について考えてなかった。休みと給料ぐらい。IT系の商社で10か月でやめて、その後は、同じ業界で20年。

・仕事やキャリアのことを、若いころから考えればよかった。どういう仕事が世界にはあるのか、そういうキャリアを教えたい。

・所沢に越してきたのも偶然。コロナもきっかけ。トカイナカ 神山さんの本を読んで、ときがわを知った。

(志村さん)

・自分は逆に、滑川に住んで、都内で仕事に出ている。

・移動時間がもったいないと思っている。本は読んだりできる。生産性が出ない。

(光さん)

・Zoomや電話でもできる。

・公共の就労施設との違い、差別化は? 風間さんに問われて、ずっと引っかかってた。

・1)分からないというお客さんが多い。その人へのフォローをできる支援は少ない。

・2)お金の相談 そこは大事なので、独立したらできる。お金に対する勉強が必要。FPの勉強。

・3)就職 仕事とか言ってられない、精神的、身体的危機 深入りはしない。

・上記3つのうち、1)については、できそうな感じ。

・今後モチベーションを維持していくために、「おうち起業部」「関根との起業相談」を検討したい。

○志村さん

・情報発信 知ってもらわないと

・作った時に食べて、ちゃんとした感想をもらわないと

・9月10日 卒業式 国産メンマを食べてみる。飯島さんも来る。

・地元の人に知ってもらう。知り合い 飲食 役場 農協 

・エンドユーザー。商品として売って、普通の家庭で食べてもらう

・4~5月にタケノコが出る。人を集めて、タケノコ堀り

・ゆがくために、設備が必要。1か月 塩づけして発酵。味をつける ~7月

・7月に、商品ができる。堀った人達に、メンマにして返す 

・8月以降 売る 

・繁閑はある。

・応援してくれる人 情報発信 

(関根)

・丹澤さんのクラファンが参考になるのでは。

(光さん)

・ブランディングしやすい 

・メンマは、「ズコっ」とした感じでいい。

●林さんG

〇松本さん

・利用者のやりたいことに寄り添う、というのはなかなかできないので、寄り添うことができたら。

・地域づくりも取り入れて。

(小原さん)

・お客様に知っていただくことが大事。お客様がいないと収入につながらない。ケアマネとつながりをつくるといっていたが、それはされているのか?

(松本さん)

・少しづつやっている。顔を広く、フットワークを軽くやっていこうと思っている。

・医師と繋がることを考えている。

(小原さん)

・家族と会う場所を設定するのか?

(松本さん)

・利用する前の相談業務をサービスで。まず知ってもらう。

・その後、繋がるように。病気になる前の健康づくり。

(小原さん)

・ときがわ町は、地域が昔からの知り合い。隣組の助け合いが多い。訪問介護って、入りにくい地域というのは感じている?

(松本さん)

・医療ニーズ、在宅での看取り。ケアマネ経由で。

・評判が良い形で出れば。公的なサービスだけでは国も限界。病気になっても地域で共助というのもある。病気はお金がかかるので、まずは予防、近所で助け合い。足りないところを差し伸べるのを松本さんがお手伝いができれば。

(小原さん)

・子育てサポーターをしていたが、定着するまでに時間がかかった。そこまでして出かけるの?という疑問とか。おじいちゃんおばあちゃんに預けて、という地域柄が残っているかも。

(松本さん)

・訪問地域は広げられるが、広げすぎると単価は下がる。資源が少ないのが、寄居、小川、ときがわ町。広げられたら複数ステーション、という可能性がある。

(小原さん)

・移動距離って大事。競合はどうしているのかな、と思った。

(松本さん)

・ケアマネ的には、近くにあったらいいな、というのも聞いている。これから求められているのは「恩コール」。人数も増やすことも視野に。長く働いてもらうためには。

〇小原さん

・どこでも行きます、と言っていたけど、無理があったので1時間圏内で。

・人と本をつなげることができると思っている。

(松本さん)

・絵本専門の理由は?

(小原さん)

・短い時間で読んで、気分で読み解きが変わる。

(松本さん)

・絵本はブーム?

(小原さん)

・絵本紹介や絵本屋さんが増えた。ネットでも。

(松本さん)

・子供がいるので絵本をよく読む。感じ方が変わって、面白い。

(小原さん)

・柳田邦男さん、人生で三回出会う。親に読んでもらう、子供に読む、自分のために開く。

(松本さん)

・根付いている?絵本は子供の物、とか思う人も。

(小原さん)

・大人にも広めている、と言っても、ピンとこない人も。都会の方が分かりやすい。

(松本さん)

・絵本をプレゼントしたいと思っていた。誰かにあげたい本をアドバイスしているんですよね。

・本を読まない人に、人生で三回目に出会う意義を伝えてほしい。

●風間G

〇藤原さん

・文章力 苦手ではないけど、まだ仕事にはならない程度

・福島さんに相談に乗ってもらった「誰かと組むのもいいのではないか」

・神山さんとか

(風間)

・自伝 どういうイメージ? 文体とか

→ その人にふさわしいもの。単純な歴史とはとらえていない。つくることにより、その人がより満足、より豊かな

(高橋さん)

・俳句 世界で一番短いポエム

・農業方面からシフトしてきた?

→ 起業ということに関しては自伝が収益。農家さんは応援したい

・知人 黒沢和義さん 元イラストレーター 『山里の記憶』150人くらいインタビュー

(藤原さん)

・滑川町で借りた本に「婆衆」の本があった

(風間)

・名もなき人 お金を持っている人は誰か?

・JA組合長やった方とか、名主、大地主

→ つくりたい人 若い人が半世紀を残したい人もいる

・起業家 本とか

〇高橋さん

・札所巡りを仕上げたい

・その場にいかなければ俳句読めない

・額に入れた形で展覧会 リルの家でやりたい

・俳句 関心ある人が限られる

・若者に刺さる言葉

・俳句ではなくても、5・7・5の形にしたい

・仏様にはこだわりたい

・ランチェスター戦略は今後活かしたい

(藤原さん)

・俳句 教えることはする?

→ 俳句教室(上尾)

  リルの家での俳句教室(皆野)

・札所巡りでの俳句?

→ 子ども向けの俳句

(風間)

・なぜ子ども?

→ 皆野は俳句の町だから

・幼い子も親しむ文化がある?

→ 昔はやっていたが、今はあまり熱心ではない

(藤原さん)

・SNS何がいい?

(風間)

・写真だけ、文章だけより「デザイン力」をアピールできるものがいいのでは。

・インスタで写真と文章の組み合わせなど

・高橋さんも同じ形にできそう

・集めたいお客さんが使っているもの、見てもらえるもの

・展示会も、来ないと見られないではなく、行きたいと思ってもらえるように発信していことが必要では

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3 クラス共有

●風間G             

○高橋さん リルの家が完成

・札所巡りを完成 どこで収益を得ていくか

・SNSをやるなら、何を選ぶか 

・インスタが良いのでは 

〇藤原さん どういった方をお客さんにして、「人間の本」を作るか。

・地元の権力者 お金がある人

・名もなき 農家 料理

・どこからお金が発生するか ビジネスだと権力者がいいのかな

●林さんG

○松本さん

・訪問看護をやるにあたって、地域性を考えると、隣組同士で助けあいをしているので、サービスを使うことに躊躇するかも。ただ、それがメリットになるかも。

〇小原さん 普段本を読まない人 大人になって自分のために選ぶ本を、発信できたらよいのでは。

●関根さんG

○光さん

・共通しているのは、今すぐ仕事を辞めないので、時間がある。それが武器。

・光さん 都市部。 志村さん 地元なので人脈あり。

・光さん 二拠点生活をするという夢ができた。プライベートは、トカイナカでゆっくり。都市部で仕事を。

・ずこちさん「おうち起業部」がお薦め。関根の起業相談もあり。

・公共と違う差別化 その人なりの適職を一緒に考えられる。

〇志村さん メンマ いかに情報発信していくか

・飯島さん、丹澤さんと話をしたら。

・季節商品なので、どうするか。

(関根さん)

・誰も答えを持っていないので、自分で考え、自分で決める。それが起業家。

・皆さん、学び熱心で素晴らしい!

(風間さん)

・皆さん、学び力が凄くて、変化があり、毎回楽しみだった。

(林さん)

・皆さん、あきんどになってきている。

・お金の話をしっかりできるようになってきた。

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4 事務連絡

・9月10日(日)11時~14時 卒業式@山里灯(比企大21春 ノリコさんの古民家)

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皆さん、ありがとうございました! 卒業式でお話できることを楽しみにしています!

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Xユーザーの風間崇志@地域でしごとを共につくる人×元公務員さん: 「8/25比企起業大学2023春生の最後のゼミが終了! 全5回お疲れさまでした! 毎月皆さんが着実にステップアップしていく姿に刺激を受けました! とはいえこれからも経営や起業に向けた活動は続きます。これからの展開も楽しみにしております! 比企つづき、よろしくお願いします! #比企起業大学 https://t.co/U00w9xjtxi」 / X (twitter.com)

Xユーザーの林博之@OJTメンター研修講師。【非言語コミュニケーション】非言語メッセージの受発信を意識するさん: 「比企起業大学23春コース過程終了。皆の思考が起業家に書き換えられていくさまにはいつも刺激を受けます。皆さまに幸あれ! #初心忘るべからず」 / X (twitter.com)

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