比企起業大学23秋「2月ゼミ」を開講しました。

比企起業大学 総長の関根です。

2024年2月23日(金)18時~20時、比企起業大学23秋「2月ゼミ」を開講しました。講師陣、学部生との意見交換の場です。今回も、6名の学部生全員が参加しました。

今回は、23秋生全員(6名)が男性であった為、大学院7期生の女性お二人(浅沼さん、あいかさん)にサポートをお願いしました。男性目線に偏るのを防ぎ、幅広い視野で事業について考える為です。(浅沼さん、あいかさん、お忙しい中ありがとうございます!)

差しさわりのない範囲で、当日の様子を、チャットを基に共有します。(まとめて下さった講師の風間さん、ありがとうございます!)

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2024年2月23日(金)第5回ゼミ 

1 近況報告

〇はまちゃん

・ベイビーステップ

①LP作成(金井さんと個別相談)← 個別相談した。アンケートはこの後回答。

②内省空間サウナ、候補物件周り(千葉県の物件)←物件を見た。ジジュウさんと増田さんが会う機会も作った。

③ときがわ町に行く(2月13日、2月19日候補)←あいかさん、金井さんとも会った。

・長崎に行って、日本のトップレベルのサウナも体験。

・「サウナシュラン」に掲載されている佐賀県のサウナ。3年連続1位。本物を知る。

・佐賀県タケオ市「らかんの湯」 

・「600カフェ」@ときがわ。景色が素晴らしい。良いアイデアが出そう。フレンチトーストが、めちゃくちゃ美味しい。そういう空間を作るほうになりたい。

(増田さん)

・ジジュウさんとのお引き合わせに感謝。

・比企起業大学のご縁がありがたい。何かコラボにつながれたら。

(金井さん)

・LPを作るときに、必要な情報のテンプレートがあったほうが良いと、はまちゃんからFBをもらった。

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〇金井さん

・ベイビーステップ

1/ ポートフォリオを作成&公開 ←作成、公開した。

2/ 企業のサンプルページを1つ追加する ←2つを作成。50%ずつ。

3/ メルマガを2通作成 ←達成。

・金井さんプロフィール https://kanaibiz.studio.site/profile

・本屋で、藤原さん(髭無し)とも会えた。

・Midjourney(画像生成AI)も使い始めた。

・LP作成に必要な情報をまとめるテンプレートが必要。

・地域性をどのように出すか?

・地域課題とどう関連づけたらよいか?

・地域で役割を担った方がよいのか? ・「役割」=民生委員、教育委員等

(あいかさん)

・できることが分かった。ポートフォリオがあることで。

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○かつみさん

・ベイビーステップ

・➀ 工房開き準備

↑あいかさん、金井さんに遊びに来てもらった。工房の中、木くずまみれになる。スペースを2つに分けたい。仲間からアドバイスをもらい、3月に工房に来てもらう。

┗名前のアイディア出し

↑なんでもいいからまず始めちゃって、後で変えてもいい。悩まなくても良いと言われ、気持ちが軽くなった。

┗SNS発信について学ぶ(本)

↑インスタ発信に関する本を買った。ロールモデル、ペルソナ設定。プロフィール文章を作った。学校が3月20日過ぎに終わるので、その頃から開始できたら。

➁ モノづくり(これまでの学びを生かして)

┗アイディア出し(10)

↑実際に子供がいる家庭に話を聞いてみた。

┗上記の中から実際に製作(2)

↑作り始めた。山なおさんからの声かけもあり。自分が作りたいもの。4つぐらい作れた。

・あっという間の1か月。学校で試験があり準備していた。

・トレーを、トカイナカハウスに納品。神山さんとも会えた。

・あいかさん、金井さんにも会えて、パワーになった。

・保育園で使っている椅子を、家でも欲しい。

・かなり具体的に。

・使わなくなったら、引き取ってもらえたり、安くても売れたら面白い。

(神山さん)

・木のトレーが好評。

・「ときがわ食堂」で使っている。

・山なおさんも関わっている。とんでもなく良い木。ヒノキ。

・キッチンに香りが漂っている。

・5月4日に、山なおさんも協力して、トカイナカハウスに大工さんが来る。

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〇藤原さん

・ベイビーステップ

①目指すキャンプ場のイメージ図作成

↑作成。区画を9個。自然の中に調和できるよう。実際に絵に描いて、寸法をあてると、実際の広さも見える。

②youtube 1本以上作成

↑2本アップ。小屋づくりというタイトル。その前の作業過程。ときがわ町の上サスケート場をアップ。

③候補地(山林)3件以上視察

↑1か所はあいかさんの紹介。他にも3か所。紹介して下さった方に、自分の連絡先を残しておくべきだった。東秩父の吉田さんとも会えた。3月の平日に役場に行ってみたい。

(かつみさん)

・図面を見て、プライベート感があって魅力的。

(神山さん)

・2.8hは、ものすごく広いのでは。

・その敷地内から、人工物がみえなければ良いのでは。テント同士がみえてもOKでは。キャンパー同士は隣接してても問題ない。

(藤原さん)

・これだけ広いと、獣やヘビがいる。

・シニア向けのキャンプ場が少ないと、2人に言われたことがある。ファミリー向けは多いが。

・シニアには、圧倒的なプライベート感が必要。

(あいかさん)

・ペットを連れていけるかは、キャンプにおいては、曖昧領域。

・違うサイトに入って迷惑をかけないか。無駄吠えをしないか。

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〇増田さん

・ベイビーステップ

大学院進学塾のバックエンド商品(カリキュラム案)の作成

↑考えた。90分×30回で構成。4ステップ。大学院合格を価値ってもらう為のステップ。1)どの大学院、研究室を目指すのか? 伴走しながら絞っていく 

2)専門分野の勉強を伴走 

3)出願に向けた準備 研究計画書の作成 本番もそれに対する面接となる 

4)大学院入試本番を想定した過去問、面接試験対策 

・HPを作って公開していこうと、原案を作った。

・2月に、社会人を対象にした研修の現場を、初めてオブザーブした。圧倒的なライブ感、充実度。こういうのができたら良いなと目標ができた。

・中国人に向けて、日本語学校を経営している方と会った。何割かは、大学院に進学したい生徒もいる。日本語学校の卒業生が、入ってくれるかも。

・ある大学の調査。生まれて初めて受注し、納品し、お金を得た初めての経験。安く受注しすぎて、業界的には良くないが。

(風間さん)

・90分×30回は、一般的なのか?

(増田さん)

・そこまでやっている学校は無さそう。かなり入念な準備をする塾のスタイルにしたい。

(神山さん)

・大学院進学希望者は、富裕層?

(増田さん)

・留学してくる人達なので、それなりの経済的な後ろ盾がある人たち。

(神山さん)

・中国人は、アメリカ留学が盛んだが。

(増田さん)

・本当のトップ層は、欧米に行く。

・その次の層は、日本に行く。一人っ子政策で、親も大事にしている。日本の方が安心。

・大学院を卒業したという点が重要。そこにこだわり。

(神山さん)

・増田さんのゼミを、ぜひトカイナカハウスで。

(増田さん)

・集中講義を、トカイナカハウスで。夏の最盛期に。

・秋の入試に向けて。ゼミ合宿先として。

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〇神山さん

・ベイビーステップ

〜トカイナカハウス通信、未来を切り拓く書く力作文教室通信、神山典士通信、を継続して配信する

〜作文教室のOB OGにアポイントを取り現在の様子をインタビューする、書く力が教室でどう影響受けたか?など。

〜作文教室リニューアルを関係者と相談。入会金制度を導入できるか?協議する。〜既存の会員は3000円に割引き(3月いっぱい締め切り)、新規の会員は一万円、にできるか?

〜トカイナカハウスの体験講座企画を進める

〜トカイナカハウスのふるさと納税企画を役場と協議

〜都内の日本語学校にトカイナカハウスをPRする

〜シェアキッチンときがわ食堂のオープン支援

など。

・「地域でしごと」 前半を改めて読んで、すごくいい本だなと。

・トカイナカハウスと、作文教室の2つは一生けんめいやっている。

・都会と田舎をかき混ぜるというコンセプトで始めた。

・地域のセンターになる。地域の仲間づくり、文化づくりが大切。この本を読んで改めて学んだ。トカイナカハウスの軌道修正も必要かもと考えている。

・2年前のベーゼンドルファーの会。町の強みを活かす。それを商品化する。

・少年スポーツ団を招聘。サッカー場、野球場等、使える施設も、ときがわ町には多い。

・ときがわ町の資産、宝を、自覚的に掘る必要がある。

・作文教室 お母さんのインタビューから始めた。

・入会金 お金の話になると、女性はシビア。「先生、スポンサーを獲得して下さい」と。

・作文通信を出すことで、反響のメールがあったり、子供達との距離感が縮まったり。折に触れて出すのが大事。

・バックエンド商品が生まれてこない。もうちょっと考えないと。

・3月23日に作文教室の保護者会を開くので、そこでの参加者数を見ながら、考えていく。

・移住者ツアー ときがわ町の協賛を得ようとしている。役場との関係性を深めている。

・メールを受け取るのはお母さん。

・3月19日~20日 移住者との懇親会ツアーを実施予定。

・ときがわ食堂には、サイクリストが新聞報道を見てきてくれている(週末) 平日も、15組~20組、来てくれている。

・毎日やると、やっている人が疲弊する。問題点もある。

・トカイナカハウス 4年目。メンテナンスができてなかった点もある。

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○あいかさん

・長期にわたって、本のサンプルづくりをしてきた。

・「思いを込めた本」 

・3月初旬には、印刷したものが出来上がる。

・かつみさんに、地元のヒノキを使ったケース(箱)を作ってもらう。

・3月16日(土)活動報告会があるので、よろしければ。

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○浅沼さん

・大学院では、2月中に、結果を出さないと。1か月間で、60人以上、生徒を集客することが約束。12月に55名。2月に、74名集客!本当に死にそうになった。晴れて卒業できる。

・本部で花の勉強会があった。講師としてどうあるべきかの研修。年2回。

・自分で自分を押す。背中を押さないと、生徒さんがついてこないと、厳しく言われた。

19時11分~休憩~19時16分

2 BORでのグループ意見交換

3 クラス共有

●関根グループ(増田さんから)

○はまちゃん

・継続している悩みがある。講師業が自分がやりたいことなのか。どうやって収入を確保するか。

・「顧客づくり」に目を向けることが大事。「商品づくり」に目が向きがちだが。

〇藤原さん

・キャンプ場開設という夢に、奥様が不安になる。

・身近な奥様に対する説明が十分できているのか。身近な方を大事にすべし。

〇増田さん

・55歳~70歳まで、現役の講師でやりたい。営業のやり方も変わる。

・進学塾と研修講師の2つやるのは負荷がかかる。両方できるのか。

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●風間さんグループ(かつみさんから)

〇かつみさん

・作る、売る、事務を全部やる大変さ。

・工房での販売方法をどうするか。

・(浅沼さん)営業が7割ぐらいの気持ちで進んで行った方が良い。

〇金井さん

・地域での顧客の作り方。

・地域課題との紐づけ方。

・集学校の事例 https://shugakko.jp/

・(浅沼さん)個人顧客から行っても良いのでは。

〇神山さん

・トカイナカハウスの収益化が課題。

・月2回しか通えてない。

・地域とのネットワークはできたが、都会からどう連れてくるか。

・(浅沼さん)地元の人がくつろげる場所になっている。

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4 関根さんから補足

・今回は「地域性」がテーマ

・事業経営では、「矛盾」と相対する必要がある。

・地域では単価が下がる可能性がある。ミニ起業家は多くのお客様がつくれないので、単価を上げていかないといけない。

・自分はどのくらいの売上が必要かを、まず考える。そのために、どのくらいのお客様にいくらで売ればいいのかを考える。

(関根の場合、年間4~5千万円の売上が必要な為、大企業の法人を顧客にしている。研修事業の場合、地域市場だけでは、そこまでの売上を作るのは難しい。比企地域で事業を行う優位性は、東京という大市場に地理的に近いことである。)

・地域のメリット、デメリット(動画でも伝えた点) 

・地域に縛られ過ぎるとやりにくい面もある。地域での起業は、都会よりずっと頭を使う必要がある。

・バックエンド商品づくりに、知恵を絞る。考え続けること、実践しつづけることが、地域のミニ起業家には必要。

●参考:関根の会社(ラーンウェル)の経営戦略書

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5 事務連絡

①卒業レポート 締切 3/4(月)

②卒業式 3/10(日)11:00-15:00 @山里灯

③大学院第7期活動報告会 3/16(土) 10:00-15:00 @鳩山町ふれあいセンター

~20時10分 終了

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皆さん、ありがとうございました! 卒業式でお話できることを楽しみにしています!

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