比企起業大学22春「8月ゼミ」を開講しました。

比企起業大学 総長の関根です。

2022年8月26日(金)18時~20時、比企起業大学22春「8月ゼミ」を開講しました。講師陣、学部生との意見交換の場です。今回は、6名の学部生の内、5名が参加しました。

差しさわりのない範囲で、当日の様子を、チャットを基に共有します。(まとめて下さった講師の風間さん、林さん、ありがとうございます!)

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比企起業大学 第5回ゼミ

1.近況報告       

○まこっちゃん

・現在、就職活動をしている。業界研究、説明会に参加。

・ベイビーステップ(BS)「地域資源のSNS発信のふり返り」は、達成できた。

・前回、なぎーらからの質問。「地理学をどう活かせるか?」

→ 地理学は、地域に関わる全てのことを知らないといけない学問。地域の特徴、人の流れ。他の地域と比較しながら見ていく。

戦略は大きな解釈。地域での課題解決に取り組む。どういう課題があって、どう解決するか。そういうことを考えるのが好きで得意。

・今住んでいる嵐山町を中心に、今後考えたい。

(あんずさん)

・地域のどういうポイントに注力?

→ 地域にどんな特徴があるかをあらゆる面で把握。これまでの数年間は、そういう活動。

資源は、人、物理的な観光スポット、歴史的資源、目に見えない文化も含まれる。

・さいたま市は、大きすぎて難しい。地域性を書くときに、ぼやける。地域に愛着をもつのが難しい。

→ 比企郡は小さい町が存在している。一つひとつの町に個性があり、愛着が育まれやすい。

・さいたま市(130万人)は大きすぎる。住んでいる南区は、イメージがわきにくい。

○あんずさん

・BSは、体調不良で、達成できなかった。

・1か月間の活動を報告

・7月24日から、子供達向けの劇団による演劇ワークショップをやっていた。全10回で明日明後日が最後。

・オンラインで指導。ちゃんと進んで良かった。

・「ブレーメンの音楽隊」のお芝居。子供達が、9人が参加。良いチームになった。

・LGBT向けの雑誌への寄稿依頼があった。2018年に、性の多様性講座をやった報告書を見て。その内容を書き起こすもの。「絵本で学ぶ性の権利と多様性」

・カフェに行ったら、POPを頼まれた続きで動画制作の依頼。クッキープロジェクト。障碍者施設で、どうやってクッキーが作られているかを動画で紹介。埼玉県の10か所を回って、1~2分の動画を作る。上尾にいった。

・8月23日、いきいき100年体操の講師に。周りは年長者。10月まで続く。

(風間)

・演劇ワークショップはどういうもの?

→ 発表は、今週の日曜日(8月28日)

7年かけてこぎつけた企画。担当の方が偉くなって実現。

相手の担当者をいかに偉くするか。実績をもたせる。

・クッキープロジェクトは劇団ではなく、個人として?

→ そう。赤十字の関係で、クッキーを作っている。

どうつながるか分からない。御用聞きのよう。

(林さん)

・絵本を使った性の多様性講座とは?

→ 絵本「おうさまとおうさま」をお芝居にした。

「くまのトーマスは女の子」というトランスジェンダーの絵本。

絵本で性の多様性を知ろう。小3まではバイアスがない。

高学年になると「気持ち悪い」という反応が出てくる。

小さいころから知れば変わってくる。

○ずこちさん

・友人がLGBT。子供が打ち明けやすいような雰囲気づくり。

・ネットだけなので、地元で活動したい。

・今月1か月何をやったか。

・商工会議所に相談に行ったら「講演会の企画書」を出すことに。

ガンとか、大病をし、一回社会からドロップアウトした人の工夫。

4時間しか机に向かえない人。その企画書を、商工会にもっていく。

・熊谷のピンクリボン(乳がん)の協会の方から連絡

ガンになって「もう終わり」とならないよう。

地元で講演会をすれば、アドバイスできるかも。

・9月11日に、SNS講座を開催予定。

https://hiki-kigyo-college-seminar220911.peatix.com/view

→(あんずさん)受けます!後で申込します。

・10人ぐらいの集客。このぐらいの人数が一番楽しい。

・「海の生き物を描く講座」で、毎回7組ぐらい。

・1500人のリストがある

・FBは主婦が多い。集客は、メルマガとFB。

・女性起業家は、FBに住んでいる。

○原さん

・ずこちさんの塾に入りたい

・暑い8月に動けるのが凄い。

・音楽と数学に没頭していた8月。

・作詞すると、自分のやりたいことが、言葉になる。

・肩こりが酷い。最近よくなった。

・Study ship の歌。奥様と協働。楽しかった。

・ベイビーステップとして言ったから、やらないと気持ち悪い。

・良いきっかけになった。

(あんずさん)

・浜松の楽器博物館に行った。

・世界の楽器があり、演奏できる。

・アフリカだとこの楽器、イギリスだとこの楽器。

・文化による違いがある。

・原さんにおすすめ

 → 楽器はできないけどいってみたい

○なぎーら

・BS 

  • イベント「かたり場 凪」1名参加。移住について話せた。
  • オンライン英会話は、1回やった。後1回やれば達成。やろうやろうと思っていて、今回BSと設定し、背中を押した。外国人と話す抵抗感が減った。

・来月から3か月間、マルシェでイベントを継続して実施する予定。語り場 凪の続編。

テーマを毎月変える。鳩山の高齢者や子供がつながる場所にできたら。

(風間)

・凪に来た人は? 

→ 70代女性@高坂。できれば若い人にも来てほしかった。

移住者同士のコミュニティを創れたら。移住者はそれぞれでコミュニティーがあるのかも。

(林さん)

・レポートに3人とあったのは?

→ 友人2人(シェアハウス住人)も来てくれた。できれば新しい人とやっていきたい。

・まこっちゃんは、地元嵐山の人。移住者のコミュニティーについては?

→(まこっちゃん)

自分は住宅地に住んでいる。新しい人に寛容な地域。

先祖代々住んでいる人たちだと、少し違う面もあるかも。

鳩山だとNTもあるので、寛容な人も多いのでは。

→(なぎっちゃん)

確かに、鳩山だと寛容な人が周りに多い。

(ずこちさん)

・「鳩山アンバサダー」という広めたい人とつながってもいいのでは。いきなり一般の人ではなく。

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2 BORでの意見交換

●まこっちゃん、あんずさんG

〇まこっちゃん

・嵐山町を中心に活動。比企郡も範囲に。地元。

・地域への発展、貢献を。

・気軽に対面で会える。顔を合わすことができる。一回の関係性だけでなく、人との深い関係性を築きたい。

(あんずさん)

・何故、そこまで地元を愛せるの?

→ まこっちゃん。探しながら。自然と思い立った感情。

小さい頃からの思い出の数の多さ。住宅地、同じような風景が広がっている地域では、関わり合いが、帰属意識が得られない。

特に思いがないから、外に出ていっちゃうのかな、って。

(あんずさん)

・大分の母の実家がミカン農家。原風景、故郷。地元ではそこまでがなかった。

→ そういう感じ。同級生で地元愛があるタイプは珍しい。研究のテーマ。

どういう環境で成長してきたか。1時間で東京に行けるメリット、1時間もかかるなら、東京に行ってしまおうと。

・憂いているの? 仲間が欲しいの? どういう世界にしたいのか?

→ 好きでいて欲しいけど、どこに行ってもいいかな、と。

今住んでいる所の魅力を知らずに移ってしまうのはもったいない。

気付いてくれると行動が変わるのかな。

・好きな風景をエンタメに載せて、地元愛を表すプロジェクトとか。例えば演劇とか。

仲間意識の醸成。表に出すことができないかな。

→ できそう。町の年間行事。若い人は知らない。

・「シン・ランザンマチ」 

お祭りとかを若い人が発信。

 → 自分だけ目立たなくてもよい。目立っちゃいけない。

皆が当たり前になってほしい。地元愛を発信して目立つのは人財がいないから。

同じような人が増えてほしい。

〇あんずさん

・さいたま市。地元。結婚して25年。

地元愛はないが。ご縁ができた場所ならどこでもよい。人とつながっている。

・劇団が認識されてきたのを基盤にして広げたい。

・エンパワーメント。思いを届けるまで力を貸せる。

・稟議を通す必要がない、劇団が小さいから。失敗ありきで試すのが強み。

・演劇人というよりも、誰でもできる演劇というものにしたい。

・初めてあった人も話を聞いてくれた比企起業大学。仲間がいてくれる。

・川遊び。自然が好き。田舎が好き。

・学びで、信頼関係が深まるなと。

(まこっちゃん)

・さいたま市はあまり思い入れがないというが、人を介して文化を作れるので、人のつながりは場所を凌駕するなと。

・地域の文化を作っていけるのでは。演劇は自分も好き。

・演劇の形態は、舞台?

→ 劇場でバシっとやる時や、野に出て、里山で舞台をやったり、シャッター商店街でやってみたり。どんな場でも舞台にしちゃうよ。

ワークショップも実施。幼稚園や保育園で表現の指導をしたり。

持論は、ライフワークとライスワークは複数の柱が必要。

インプットとアウトプットのバランスが大事。

お金で自律することと演劇と両立。

・演劇は、さいたま市では制約ありますか?

→ さいたま市は大劇場しかない。有名になりたいわけではない。

表現をベースに社会活動をしたい。さいたま市は公民館は無料で稽古できる。

公民館で芝居をやることも。

飯能市の山の中で映画撮影。10日間で取り終えた。ハードルは下げられる。

「困った」と言ったら、良い人が寄ってくる。

・できれば、町中で、生活の中に非日常を取り入れたいと意識している。

特徴がない町でも、視点を変えて、公園が何かに変身したりしたら面白い。

→ 徘徊演劇。町を練り歩く。「私が徘徊しているかも」。

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●なぎっちゃん、原さん、ずこちさんG

〇なぎっちゃん

・他の人のイベントに乗っかってきた

 自分が主催したのは初めて。比企起業大学に入ってから

 主催してみて肩に力が入っていると感じた

(ずこちさん)

・人と人をつなぐイベント 異業種交流会に参加する

どういうことに興味ありますかと聞くと、方向性が近い人いる

 人をつなぐ人は、いろんな人とつながっていないといけない

(風間)

・どういう人とどういう人をつなげたい?

 → 僕みたいな何をしていいか分からない人、やりたいことが分からない人

   そういう人同士で

   顧客イメージが定まっていないと感じる

(原さん)

・ずこちさんと風間に会いたかった 尖っているから

 なぎっちゃんは会いたいけど、まだ尖りが見えていない

・人と人をつなぐ AさんとBさんをつなぐだけじゃない

 自分が会いたいと思われる人になるやり方もある

(風間)

・発信手段はなにかある?

 → Facebookとインスタあるが、それよりもリアルでいろんな場に顔を出している

知らない人同士が集まる場が好き

(ずこちさん)

・どんなところに顔出す?

 → アトリエ家具

   アンバサダー4人のうち2人知っていた

(原さん)

・ちょっとしたつながりでも嬉しい。先日、津山市を通った(なぎっちゃんの出身地)

 → それ分かります。

〇原さん

・比企起業大学に入ったのは、人と会いたかったから。一番は関根さん。起業相談も2回

・人に会うときは全身全霊でその人のことを調べる

・いろんな人から学ぶ、人間関係から学ぶ

・自分に会いにというよりも、家に来る人が多い

(なぎっちゃん)

・最初は怖い人かと思ったけどメッセージ、励ましの言葉をいただいた

(ずこちさん)

・皆さんに一度も会ったことないので会いたい

(風間)

・ときがわ町の古民家はどこに?

→ 大野地区

〇ずこちさん

・比企起業大学に入った目的は地元でのつながり

・自分があちこち行かれない。来てくれてもいい

・どこというよりも、起業家の方に会いたい。比企郡

(原さん)

・「地域」って感じしない。オンラインでどこまでも広がりそう

(なぎっちゃん)

・どういうふうに起業してもらいたい?

 → 「自分は何もないです」という人多いけど、誰でも何かしら絶対ある

   以前は勤めていたけど、今は働いていないという女性が多い。好きなものを買えない

   月5万円くらいなら誰でも可能

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3.クラス共有

○あんずさん

・オイボケシ 「徘徊演劇」 路上お芝居。町を練り歩く。

「自分が徘徊しているのでは」と思う。

・お金がかからない

○まこっちゃん

・あるものを、逆転の発想で使っていく。

・嵐山町で使われていない工場跡地がある、そこをアートの拠点にしていた時期があった。

廃墟がアートになる。

・非日常体験が得られる場はつくれる

○なぎーら

・何が得意な人か分からない。

・「会いたい人」になったらよい。

・もっと知ってもらえるよう。

・色々なイベントに顔を出すので、そこに行けなかった人をつなげる。

・異業種交流会を主催したらどうか。

・ワクワクするアドバイスをもらった。

〇風間

・人と会うのが好きな3人(なぎっちゃん、原さん、ずこちさん)

・なぎっちゃんはリアルで会いたい。

・ずこちさんは女性起業家と会いたい。

・原さんは全身全霊で、その人を下調べしてから会う。

〇関根さん

・相談があれば、今後もお気軽に。

・女性起業家は、比企起業大学にもいるので、ずこちさん、もしよかったら。

・本屋ときがわ町もある。いつでも来て。

・共に長く事業を続けていきましょう。

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4.事務連絡

・9月11日のずこちさんの「SNS集客」セミナー

・卒業レポート(なぎーらには一杯書いてもらう)

・10月2日 卒業式

・Slackで改めてご連絡します

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5.一言感想

○あんずさん

・「地域でしごと」良かった。

・風間さんの真面目がいい。

・地域の先達も悩みながらしてきた町おこしを知ることは大事。

・その思いを継いで、比企起業大学がある。

・町の魅力。

・最後の総まとめとして良い本。

・こういう思いで、大学があったんだと。

・風間さんの想いがほとばしっていた。

○まこっちゃん

・色々な人の考えを聞けて良かった。

・「地域でしごと」は、前から持っていた。

・教育学、民俗学、その他の視点から、街づくりを考えている。

・学びが多かったな。

○原さん

・終わりでなく、スタートだと思っている。

・Together だぜ!

○なぎーら

・色々な業種の方々。

・先輩起業家や講師の方々と色々話せた。

・リアルでも会いたい。

・今後ともよろしくお願いします。

○ずこちさん

・去年の今日、乳がんの手術をした。

・社会からドロップアウトした思い。

・地元に仲間が欲しかった。本屋ときがわ町でのお絵描き教室も嬉しかった。

・SNS起業は自分には当たり前なのが、他の人には新鮮。

・人の話を聞く人。

・病気になって「ありがとう」と言われなかったのがつらかった。今は「ありがとう」と言われる毎日をおくれるようになった。

・皆がちょっとずつ優しい気持ち、感謝の気持ちを持って。

○林さん

・同期の人とご飯に行くのもいい。仲間

・来られる場所があるので、それを胸に。

○風間さん

・一緒に学んでいく仲間。

・皆さんから教えて頂くことが多い。

・ゼミは終わりだが、これからがスタート。

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皆さん、ありがとうございました! 22春ゼミは、今回が最後ですが、これからも共に進んでいきましょう!

次は、卒業式(10月2日)でお会いしましょう!

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