比企起業大学 総長の関根です。
2022年4月22日(金)18時~20時、比企起業大学22春「4月ゼミ」を開講しました。講師陣、学部生との意見交換の場です。今回は、6名の学部生全員が参加しました。
差しさわりのない範囲で、当日の様子を、チャットを基に共有します。(まとめて下さった講師の風間さん、ありがとうございます!)
1.近況報告
○あんずさん
・さいたま市。平日はサラリーマン。土日は劇団。
・シャッター商店街でお芝居をやった。
・NPO法人で劇団をやっている。決算が、3月末になる。5月総会の準備をしている。助成金の締めが、4月なので、その準備。
・あんずさんが裏方。ご主人が演出。
・劇団 サードクオーター https://www.tqtqtq.org/
・友達の付き添いで入団。暇だったので行ったら、そのまま残った。
(なぎっちゃん)
・劇団でどんな表現を?
→ 創立32年。東日本大震災を経て、ただ見せるだけではあかんと、子供たちとお芝居を作ることや、性の多様性や、土手で稽古してサッカー少年とコラボしたり、森保全の活動をしたりしている。普通の劇団の活動とは違う。
(ずこちさん)
・劇団での告知、集客はどうされている?
→ 普通は、劇団員にノルマをかせられる。それだと友達が減り、借金を背負う。それは良くない仕組み。依頼を受けて提供するようにしている
・伝えたいものを依頼されるには?
→ やってきたものに、返すという感じ。20分でやれと言われたら、それに合わせる。コラボする相手を一緒に、集客に巻き込む。
○まこっちゃん
・細田誠。嵐山町在住。
・社会人1年目で、会社を辞めて、自分がやりたい、自分が活かせるキャリアに進もうと、転職活動、自分がどんなところで力を発揮できるのか、自分が何を届けられるのか、自己分析しながら過ごしていた。
・嵐山町から、SNSで発信を行っている。町の企業の方と話をして、地域について学びながらしていた。
・ツイッターとインスタグラムで発信。「おいでよ嵐山町」https://twitter.com/ranzan_saitama
(なぎっちゃん)
・公式アカウントかと思った。顔出しは?
→ まず最初は、町の風景、人、モノに焦点。自分にではなく、中立的に、町を発信した方が良いのではと。
○なぎっちゃん
・今までサラリーマンを10年。設計業務。お客と会ったことがない。
・顧客づくりという観点がなかった。
・ながけいさんからも、こうした方がいいよ、というアドバイスをもらった。
・人間性を見直すチャンスとなった。
・設計は、モーターエンジニア。前職の知識は、50%ぐらいは活きてる。使う側になったことが無い。
(あんずさん)
・シェアハウスも?
→ 今は住んでる。いずれは、オーナーとしてやりたい。
・(あんずさんは)シェアハウスを、47都道府県に作り、監査役として、全てに住むのが、夢
(れいちゃん)
・英会話も興味ある? 私もやりたい。英会話でやりたいことは?
→ 英語で喋れない日本人のコンプレックスを何とかしたい。気軽に入れる場所を作りたい。
月水金、朝活で英会話をしている。まこっちゃん、なぎっちゃん、友達とやっている。ボードゲームで、クイズを出しながら、英語で答えたり。物を英語で話す練習をしている。
(なぎっちゃん)
・れいちゃんがやりたい、カフェと英会話の具体的なイメージは?
→子供向けに英会話。お母さんが、カフェで待つ。それができたらいいなと。田舎に住みたいなと。送り迎えを考えると、親御さんもついてきて、カフェで待ってもらう。
→ いいっすね。子供には教育できるし、お母さんは優雅にコーヒーを飲んで待てる。
・ゲームもいいのかなと。
→ めっちゃ面白いです。
○ずこちさん
・課題本は購入した。
・集客、SNSから、メルマガへの導線。ライン公式アカウントは、高額商品が売りにくい。1万円以下なら売れるが。
・FBでキャンペーンをやった。小冊子を作った。10日間で、650リストを取った。SNSに張り付いて、小冊子プレゼントをしていた。
・3か月講座を2つ持っている。商品が1個足りない。それを何にしようかと考えている。
・比企起業大学に入ったのは、何か地元で出来ないかと。
・SNSを使ってしかやってこなかった。がん治療をしていて、人のいる所に行けない。それもあって、SNSで。
・娘さんが、不登校で、塾の講師をしていた。地域の子供たちに、何かをしたい。
・乳がんの経験、定期健診の大切さも伝えたい。
・思春期の子供たちに何かできたらという野望をもっている。
〇れいちゃん
・英会話兼カフェをやりたい。
・月~金は、会社員。土日は、パン屋。
・今、物件を探している。どこに住んで、どこでお店をやればよいか。
・昨日、ワークシートを提出し、今まで、販売営業をしたことがない。どういう方を顧客にしたらよいか考えてなかった。
・英会話をする上で、子供なのか、ビジネスなのか、客層を絞り込む必要があるかもと思った。
(関根さん)
・カフェはどの辺に?
→ ときがわ町も物件を見た。山梨も見たが、ちょっと遠かった。ときがわ町がいいなーと。ときがわは、トカイナカとして人気で、競争率も高いのでは。
・カフェで大事にしたいことは?
→ 環境、ある程度、敷地。あまりに山奥だと来るのが大変。アクセスが良い場所で、広さがあって。英会話とカフェが別の部屋でできる。
(あんずさん)
・越谷で見たcafe803が参考になるのでは?小上がり、レンタルキッチン、イベントなど
・オーナーと、話をすると良いかも。お母さんが自分で作ったものを展示できる場所を、提供している。そこがハブになっている。
・カフェで、絵本の編集者の講演をするイベントに参加したことがある。
(風間)
・cafe803のオーナーは知人なので紹介できる
○原さん
・後手後手、先延ばしになっている。やろうと決めたことが奥になってしまっている。
・色々なテクニック、映像技術を学んでいる。グリーンバックで。
・この大学の課題のビデオが綺麗。ああいうのが、できたらと勉強中。
・少人数の子供と伴走して。ネットを使いたくない。一人でもやろうと。
・学校の前でビラを撒く。それを来週やろうと。でもできてない。ビラは作った。
・ランチェスターにのっとって、中1に絞る。勉強の仕方を教えたい。一人、二人から始めたい。
・嵐山、比企郡の中学校。
(風間)
・プログラムはある?
→ ざっくりと作っている。カリキュラムというより、やり方。
(ずこちさん)
・塾でビラをまいていた。中学生だと、もらったビラを保護者に渡さない。保護者会でまいたり、塾を変わろうかなという時期。中1だと今が良いのでは。
・一人なら、直接、お母さんに渡したほうが。中学生は、ビラもらっても捨てちゃう。保護者会、文化祭、親が集まる場で渡す。
・不登校のお母さんは頼りたいかも。
(あんずさん)
・無償?
→ いえ、副業ベースで。
===
2.ワークシート回答の共有と意見交換
(ワークシートの内容は「つきあいたい客・つきあいたくない客」)
●あんずさん・れいちゃんG
〇あんずさん
・30代 ネットビジネスをやっていた 店長 DVDソフト販売 厳しいクレーム対応
・距離感が近い人 「紹介しますよ」
・外見、目つきで分かる、「匂い」
・気づき
付き合いたいお客さんのところで情景
自分がなりたい姿
大事にしているところ マジメ < やわらかい、ウィット
高圧的でない
声の感じ
(れいちゃん)
・つきあいたくない 「距離感が近い」 周りの状況を理解していない
・付き合いたい 人の気持ちや状況を理解してくれる
(あんずさん)
・特別扱いしてほしい 欲求を人に満たしてもらおうとする 猫なで声 そういう人はだいたい距離感が近い
・声でわかる 電話対応 どういう人かわかる
〇れいちゃん
・ビジネスパートナーとして選びたくない 能力うんぬんというより姿勢
・付き合いたい ビジネスパートナーの視点
能力 < 人柄、やる気
・現場に近い方でやりたい
・土日 カフェ併設パン屋さん
本当は製造をやりたい → 土日だけなので接客している
人気パン屋 怒る人も来る 平日の仕事とまったく違う
・海外留学していた時期 「自由になりたい」
高校1年生 1年間 19~26歳 7年間
・今の会社は商社 海外の医療機器を輸入している
(あんずさん)
・自分も商社
・熱量をすごく欲しているのでは? すごく情熱家だと感じる
→ 嬉しい。自分らしさは出せていないと感じる場面が多い
●なぎっちゃん・原さんG
〇なぎっちゃん
・コミュニケーションを大事にしてきた。
・つき合いたいお客さん。KさんとNさん 自分にはない価値観を言葉で伝えられる人、Kさん Nさん。中国の人とコミュを取れない時、中間に入ってくれた。意見をまとめる方が上手かった人。
・特徴。発言に責任感、決断力。相手の意見を受け入れてくれる人。ノリがいい、話していて気さく。今、周りには気さくな人がたくさんいる。「すぐやろう!」と言ってくれる人たち。そういう人達を重要視したい。
(原さん)
・とてもよくわかる。自分と同じ意見でビックリ! お互いに何かを与え合いながら、というのが理想形。
(なぎっちゃん)
・周りでは、大揉めしたことはあまりない。シェアハウス。 人が好き。多分。
(原さん)
・主張が強い人が来ると、確執が出たりしないか?好きだからこそ。
→ なぎっちゃん。初対面でも踏み込む。拒否されるとへこむ。
(原さん)
・笑顔に料金はかかるか?笑顔では給料もらえないけど、それも仕事。人が好きだから、落ち込んでいても笑顔、疲れません?
→ 疲れるかも・・・w シェアハウス、まだ1ヵ月。我が出ていないかも。そんなに気を使っていない。
〇原さん
・一緒に成長したい、塾に来てくれるこどもと。生きている実感を感じたい。尊敬できるこども。お互いに尊敬。
(なぎっちゃん)
・子どもに教えてもらえることは多い。年齢は関係ない。
・大人が教えると、子どもが抑制される可能性も。
(原さん)
・つき合いたくない客、というのは、我がままになるのでは?とワークシートを書きながら思った。
(なぎっちゃん)
・つき合いたくない客でも、メリットを感じる部分もある。才能がスゴイ、教えてもらいたい。ギブアンドテイク。
●まこっちゃん・ずこちさんG
〇まこっちゃん
・前職ではスタッフ部門。営業をしたことはない。お客様と会ったことはない。
・社員同士、仕事は仕事。プライベートはプライベートと線引き。
・地元でのSNS活動の中で得た経験。
・お金を稼ぐことが一番の目標ではない。地域の課題を解決しながら。
・一人の人としての人間関係を築きたい。地域の仲間として協力できるような。
(ずこちさん)
・地域のために何をするのか?具体的には?
→ その部分を見つけている段階。個人的には、町民が、次の世代にも上手く循環できるよう。誇りをもって生きてもらえるよう。地元を愛せるよう
・お客さんは? 地元の人? 地元の人と一緒になって、他の地域の人?
→ 地域に住んでいるお客さんを意識したい。
(ずこちさん)
・お客様の困りごとを解決するのがビジネス。
・地元を愛せなくて困っている人は?
・お客様を絞っていくと、地元で長く商売をしている人ではないのか。NWECでのイベントや、学校で何かをするとか。
・昔から長く商売をしている人で、若い人に誇りをもってほしいと思っている人がいるのでは。
・移住者。地元に知っている人を作りたい人達。行動力もある。アクティブ。
〇ずこちさん
・ものを教える仕事。
・結局何もやらない。言い訳ばかりの人とは付き合いたくない。
・とにかく行動する。素直に試す。何もしないとアドバイスできない。
・前職では、塾が集客して、自分は授業だけ。
・今は、自分で集客。「こういう人は困る」ときちんと伝えないと、トラブルが起こる。
・なんでも愚痴を聞いてくれそうと思われる。メルマガでは、厳しめに伝えている。
・素直に何でも試してみるというのは、まさにそうだな。
(まこっちゃん)
・子供たちに何かをしたいという、ずこちさんの想い。どんなことをしたい?
→ 数学、算数を教えてきた。学習法は教えられる
(ずこちさん)
・自分は、自閉症。発達障害。娘さんも、不登校。
・知能指数で分類されるが、知能が高いからといって大丈夫ではない。いじめにあったり。
・成績が良いのに不登校になる。
・今なら、がんばって学校に行く必要はない。治らないから、無理して普通になる必要はない。
・(自分のように)こうやって普通に生活できるよと伝えられたら。
・ビルゲイツのような天才でもなく、かといって普通でもない。
・自分の特性を知る。「過集中」な自分。自分の得意な部分を知って、それを活かして、人のサポートを得ながら。
===
●全体共有
○あんずさん(あんずさん・れいちゃんG)
・れいちゃんとの共通点:同じ業種。
・れいちゃんは、海外経験が長い。留学も。
・機械的な人と、つきあいたくない。
・(あんずさんは)人の声、においで、まずいお客さんだと分かり、仕訳けていた。
○なぎっちゃん(なぎっちゃん・原さんG)
・ワークシート、原さんも「全く一緒だ」と親近感がわいた。
・原さんが経験豊富で、林さんにズバズバ言っていたのが面白かった。
・比企起業大学に、付き合いたくない人は入ってきたのか?このワークシートの意図は?
・このワークシートで、自分のビジネスの優先順位が見えた。
・お客様を選別していいのか? 林さんは「良いです」と回答。
・付き合いたくない客でも、メリットはあるのでは?
・Give & Take 自分を思って怒ってくれた人がいた。そういう方を二人あげた。
・年齢は関係ない。子供に教えることで、自分も成長する。
○まこっちゃん(まこっちゃん・ずこちさんG)
・自分でもあいまいな所。自分の想いと、困っていることの解決がビジネス、そこが必ずしも一致しない。
・誰が困っていて、誰がお客さんなのか、という深堀。
・分からないことだらけで。
(ずこちさん)
・自分に発達障害。アスペルガー症候群。
・生きづらい。人の役にたちたい。繊細。人と関わってたい。
・思春期の子供たちはつらいはず。
===
3.一言感想、ふり返り、撮影
○なぎっちゃん
・必然か、偶然か。
・すごく刺激をもらった。
・原さんの教育に対する思い等、共通部分があった。
・自分もなんとなく思っていたことが、形になったかな。
・目鼻立ちがはっきりしてきたので、徐々に形に。
○ずこちさん
・BORで、受講生同士で話ができてうれしかった。
・皆さん、優しい方が多いと感じた。
・埼玉の温度が上がったらいいな。
○まこっちゃん
・自分の言葉で明確に、人に伝えたりするのは、すごく難しいと思った。
・まだ思いはあっても、深堀ができてない。
・正直、不安な気持ちがある。
・人生で若いうちにフィードバックをもらうことは、会社員としては得られなかったかも。
・真摯に取り組んでいけたら。
○原さん
・学びは∞。
・歯が痛いが、学びは∞と感じている。
○あんずさん
・皆さんのキャラクターが見えて、今後、家族のような感じで、やきもきしたりするんだろうなーと。
・大人の発達障害。共感力が強く、人の気持ちが、ダイレクトに入ってくる。
・温かく、見守る、講師3人の個性が、今後、爆発するのでは。
○れいちゃん
・一見、違うことを目標にしている人が集まっているようだが、共通点があった。
・ワークシートで、自分を見つめ直す機会に。
・メンバーに対して感謝の気持ちが生まれて、感動した。
===
4.事務連絡
・5月21日(土)10時~14時、春の交流会@ときがわ町。
・次回のベイビーステップ。次回(5月27日)までにやること。次回、ベイビーステップの達成状況を、最初に確認。
・Slackで案内。
===
皆さん、ありがとうございました。これからますます楽しみですね!