比企起業大学・比企起業大学大学院 卒業生インタビューvol.10 比企起業大学大学院2期 菅沼 朋香さん

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−自己紹介をお願いします!

愛知県豊田市出身です。名古屋の芸術大学で洋画やデザインを学んでいました。

卒業後は、広告代理店の営業職として働いていたのですが、売上重視の方針にだんだん心身ともについていけなくなっちゃって……。

そんな時、「昭和レトロ」に出会ったんです。レトロなカフェ巡りなどをして、元気をもらいました。

その後、転職し、卒業した大学で助手をすると同時にスナックのバイトも経験。そこは、昭和歌謡が流れる昭和な内装で、正に「昭和」に囲まれてましたね。

そして、助手をしながら昭和レトロをテーマにしたアート作品を制作したところ、なんと国際芸術祭の愛知トリエンナーレに出展できることになったんです!

そこでの経験がきっかけで、「もっと勉強しなきゃ!」と思い、東京藝術大学大学院へ進学を決意しました。

大学院では、現代美術を専攻し、迎えた卒業制作展。そこで出会った藤村先生に、「鳩山町コミュニティ・マルシェで働かないか」と声をかけて頂き、鳩山町に移住しました。

現在は、現代美術アーティストに加えて、昭和レトロを発信するYouTuberとしても活動しています。

−なぜ比企起業大学に入ろうと思ったのですか?

きっかけは、ときがわカンパニーさんが5年前に開催した「比企の起業家巡りツアー」です。

そこで、比企起業大学大学院1期の久保田ナオさんに出会いました。当時、ニュー喫茶幻をオープンするにあたってのクラウドファンディングをしてたのですが、ナオさんや関根さんも支援してくださったんです。

あと、これまで屋台や喫茶店を模したアート作品を作ってきたのですが、お茶が飲めたり、おしゃべりしたり、普通の生活の中で感じる美術作品を作りたいという願望があって。

そんな自分のアート活動をしていく中で、ビジネスを学ぶことにより、可能性が広がるんじゃないかなと思い、入学をしました。

−比企起業大学大学に、入ってよかったことは? 

仲間ができたことです。同じ釜の飯を食う仲間というか、学校卒業して以来のクラスメイトって感じかな。

あと、ビジネス本を読んだことですね。ビジネス本を読書することにより、美術表現も広がったし、これから自分が仕事をしていく上で、どうしていったらよいのかと考えるのに影響を受けました。

課題本であるランチェスター戦略の本を読んだときは、衝撃的で……ランチェスターの歌まで作ってしまいました。

−空家スイーツプロジェクトについて

比企起業大学大学院がきっかけで、「空家スイーツ」という商品を作りました。

鳩山ニュータウンの空き家等の庭に実っている果物を使用したロシアケーキです。

空家スイーツは”庭のある生活の豊かさ”を伝えるアートプロジェクトでもあります。鳩山町コミュニティ・マルシェで購入できるほか、通信販売でもお買い求めできます!

−今後は、どのような活動をしていきたいですか?

現在、昭和レトロYouTuberとして、ファッションや生活、雑貨などを紹介する動画を配信しています。

目指しているのは、昭和レトロ好きが集まるオンラインコミュニティを作ること。

定期的にイベントも開催し、積極的にコミュニケーションを図っていきたいです。そんな、コミュニティを形成していくプロセスも大切にしていきたいですね。

−菅沼さんの動画を見てみたいです!

菅沼さんのYouTubeチャンネルはコチラ!

「菅沼朋香 / Tomoka Suganuma【昭和レトロYouTuber】」

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