比企起業大学・比企起業大学大学院 卒業生インタビューvol.9 比企起業大学大学院1期 尾上 美保子さん

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−自己紹介をお願いします!

現在、ときがわ町で住宅売買・賃貸の仲介、リフォーム、移住相談を請け負う「(株)リリース」を経営しています。

出身は、越生町。越生町の中でも奥の方で、昔から古民家や山道などが身近な環境で育ちました。

高校卒業後、不動産の広告会社に勤務。営業の仕事で、毎日夜遅くまで働いていましたが、それがもう楽しくって!営業の経験は、今でもとても役に立っています。

30歳の時に結婚し、35歳まで3人の男の子を出産しました。

2人目出産後に広告会社を退職し、整体が学べる学校へ。卒業後に、自宅で整体院を開くも、集客がなかなかうまくいかず……。

第3子出産後は、スーパーのパートや工場の早朝バイトなどもやっていた時期がありました。

そんな中、温浴施設で整体の仕事をするように。「施術する指を作り込む」ために、自分の指を氷で冷やしながら、お客様対応をしていましたね。

大変なこともありましたが、そこでの仕事を通して、お客様との受け答えや関係性の構築など、技術だけではなく、それ以上のものを数多く学ばせてもらいました。

その後、年配の方と接するのが好きなので、介護整体を行っている施設で働き始めました。そこで出会った柔道整復師の方を招き、借りていたマンションの一室で接骨院を始めました。

徐々にそちらが軌道に乗り始めた頃、「私個人でも何か活動してみたい」という気持ちが湧いてきて、当時法改正があった「民泊」を始めようと考え始めました。

しかし、比企起業塾(現比企起業大学・大学院)入塾後、ときがわ町は、空き家が多くあるにも関わらず、様々な要因により、移住希望者とうまくマッチングできていないという問題があることを知ります。

「これは大問題だ」と危機感を感じ、現在の不動産業をすることを決意しました。

−なぜ比企起業大学大学院に入ろうと思ったのですか?

整体院を開業する時に、費用面などで、たくさんの苦労をしたんです。

民泊を始めようとしていた時は、「その失敗をまた繰り返したくない」という強い想いがあって……。ちゃんと起業について、学びたいと思っていました。

そんな時、比企起業塾が第1期をスタートするということをネットで知ったんです。説明会に参加し、そこで総長の関根さんに相談したのがきっかけです。

−比企起業大学大学院に、入ってよかったことは? 

何かあった時に、気軽に相談したり、話をしたりできる「仲間」ができたことですね。

個人事業をしていると、孤独感を感じることも多くあるのですが、そんな時に、「最近どう?」と気軽に話せる対等な相手がいるというのは、入ってよかったなと感じる部分です。


あと、落ち込んだ時に、関根さんの顔を見に行くと「また、頑張ろう!」と初心に返ることができるんです。

「関根さんだったらどう考えるか?」など意見を聞くことにより、モチベーションアップや心の支えにもつながっています。

−今後は、どのような活動をしていきたいですか?

起業してからの5年間は、目の前のことをがむしゃらに頑張ってきたような気がします。自分を知ってもらうことや、信頼関係を構築することに注力してきました。

中でも、現場の職人さんや工務店さんには、今も仕事への姿勢ややり方について多くのことを、学ばせてもらっています。

今後は、この5年間の経験をもとに、より一層空き家の課題や難題に取り組んでいきたいと思っています。

1人1人と丁寧に向き合い、何らかの事情を抱えている物件を、解決に導いていくことを中心に活動していきます。

−ときがわ町の移住相談や空き家については(株)リリースへ

手放すのに悩んでいる物件やときがわ町へ移住をお考えの方は、お気軽にご相談ください。

(株)リリース
℡0493-81-3338

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