比企起業大学・比企起業大学大学院 卒業生インタビューvol.12 比企起業大学大学院1期 久保田 ナオさん

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−自己紹介をお願いします!

滑川町在住。アートディレクター、グラフィックデザイナーとして活動しています。生まれも育ちも、福岡県宗像市ですが、多摩美術大学に進学する際に、上京しました。

小さい頃から絵を描くのが好きで、オリジナルシールを作って友達にあげたりしていましたね。今でいうLINEスタンプみたいなもので、絵でのコミュニケーションツールとして使ってもらってました。

中学時代に、パソコンでデザインをする仕事があると知り、美大を目指すようになりました。高校からは、美大受験専門の予備校に通うことに。学校の授業に加え、予備校通学や絵の勉強の日々……。女子高生を思いっきり謳歌!という感じではなかったです(笑)。

努力の甲斐あって、多摩美のグラフィックデザイン学科に入学するのですが、周囲のレベルの高さに圧倒されました。皆、とても絵が上手で……。

挫折感を味わうことも多い大学時代でしたが、いろんな課題をこなす中で、

「自分は、自己表現としての絵ではなく自分がすきなものの魅力を伝える、橋渡しのようなことがしたい」

ということが、明確になっていきました。

卒業後は、宝飾メーカーや雑貨の会社などでデザインや営業企画の仕事に従事。激務でしたが、いろんなことを経験させてもらいましたね。

29歳での妊娠を期に、退職。もともとキャンプも趣味だったので、自然の多い郊外への移住を検討し、現在の滑川町へ8年前引っ越してきました。

こっちでは、はじめはフリーランスデザイナーをしていましたが、待機児童から脱出するためにウェブデザイナーの派遣社員としてフルタイム勤務。ですが、2人の子育てとの両立がすごく大変で……。

せっかく環境のいいところに移住したのに、子どもたちに余裕を持って接してあげることができない。悩んだ末、フリーランスに戻るという選択をしました。

昨年、3人目が誕生。今は、自分のペースで自治体や個人事業主の方々のデザインを通したブランディングのお手伝いをしています。

−なぜ比企起業大学大学院に入ろうと思ったのですか?

フリーランスに戻る時に、住んでいる地域に近い方々とお仕事がしたいなと思ったのですが、こっちに引っ越したばかりで知り合いもおらず……。

そんな中、ネットで比企起業塾(現比企起業大学)第1期が開講することを知ったんです。

「地域で仕事をする」

正に、今の私にピッタリ!だと思い入塾しました。

−比企起業大学大学院に、入ってよかったことは? 

持っているスキルでどのように稼いでいくのかという戦略的思考を学べたことです。

仕事や子育ての中での、通塾はすごく大変でしたが、個人で活動している仲間ができたり、読書の習慣ができたりと得るものが、たくさんありました!

−今後は、どのような活動をしていきたいですか?

「比企を、子どもが自慢したくなる町にする」

というビジョンがあります。

そのためにも、引き続き比企で地域ブランディングを続けていきたいですね。

アートディレクターの立場から素敵な事業者さんの魅力を磨くお手伝いをすることで、比企の魅力をもっと全国の人に知ってもらうきっかけを増やしていきたいと考えています。

−グラフィックレコーディングを比企地域で。

ブランディングの他に、グラフィックレコーディングのお仕事もしています。

グラフィックレコーディングとは、「議論をリアルタイムに見える化」するもので、会議やセミナーの議論内容をその場で模造紙にイラストや文字で可視化していきます。

議論進行の促進や、振り返りにも役立ちますので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

久保田ナオさんへのお問い合わせは、Instagram(9botanao)よりお願いします!

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