比企起業大学・比企起業大学大学院 卒業生インタビューvol.1  比企起業大学院5期 楠田理恵さん

2017年にスタートした比企起業塾。

その後、比企起業大学・大学院へと進化を遂げ、卒業生は2022年3月現在35名となりました。

このコーナーでは、卒業生の声とその後の活動内容をお届けします。

今回は、比企起業大学大学院5期卒業の 楠田理恵さんです。

(インタビュアー:トキノキオク舎 風間ユカ)

目次

1、自己紹介をお願いします。

大学を卒業してから、一般企業で16年間働いていました。

その会社員時代に、総務や人事の部署を経験したんです。採用業務に関わっていたこともあるのですが、もともと教育系の仕事をしたかったこともあって、徐々に仕事が楽しく感じられるようになりました。

でも、ちょうど結婚・出産と重なってしまって・・・。

通勤が大変だろうという会社側の配慮で、当時勤務先だった渋谷から県内の子会社に異動になったのですが、人事などの人に関わる仕事ではなくなってしまったんです。

それが自分を見つめ直すきっかけとなりました。

40歳までに何か形のあるものが欲しいと感じるようになって、2018年にキャリアコンサルタントの資格を取得しました。

キャリアコンサルタントの資格自体が「自分の強みを活かして、やりたいことをしていこう」というスタンスなので、それを自分と当てはめたときに、今の仕事と合っていないなと実感し、退職を決意!

現在は、キャリアコンサルタントとしてやっていくべく奮闘中です!

2、比企起業大学に入学されたきっかけは?

フリーのキャリアコンサルタントとしてやっていくために、サポートを受けながらちゃんと起業の勉強をしたいと思い入学しました。

また、入学前に行われたオンライン説明会では、関根総長自身の起業体験やお金のことなど、赤裸々にお話ししてくださったというのも大きかったですね。

あと、比企起業大学は、子育て世代を対象としているという点も信頼できたポイントです。

3、比企起業大学卒業後、大学院に進学されたのはなぜですか?

大学で学んだことに加えて、更にサポートを受けながら学んだ方が、早く一人の起業家として成長できるのではないかと思い進学しました。

大学とはまた違う大学院の講義内容も気になりましたし、大学で学びきれてない部分も、もっと深めたいという気持ちもありましたしね。

4、比企起業大学と大学院の違いはどのようなところですか?

大学は、オンライン形式でしたが、大学院は対面ということもあり、講師との距離感が近さをすごく感じますね。(もちろん感染対策はした上です)

あと、大学では「ベイビーステップ」と言って、次回までに達成すべき小さな目標を立てるのですが、大学院では「約束合意」と言うんですよ。

ベイビーステップよりも目標値が高くなるのですが、実は私、守れなかったことがあるんです・・・。

そのことによって、講師の方々に迷惑がかかる結果となってしまい、「約束を守る」ことの大切さを痛感した出来事でもありました。

その「約束合意」ですが、「3社の顧客を獲得する」という大学院の目標を達成するためのステップであるかどうか、講師の方と毎回相談しながら決めていくので、軸に沿ったかつある程度の負荷のかかった約束を設定することができます。

5、大学院に進学してよかったと思うことは何ですか?

大学では、「起業家マインド」を育てるという目標のもと、結構自由にやらせていただいたような気がします。

その自由さゆえに、「私は、ちゃんと起業に向かっているんだろうか・・・?」という不安が正直少しあったのも事実です。

大学院の講義の中で「ストーリー思考」という手法を使って、未来予想図を描くのですが、それをすることによって、 「半年後は、そこに向かわなきゃいけないんだな」っていう、自分の目指すべきゴールがハッキリと見えるようになりました。

6、比企起業大学への入学を考えている方へのメッセージ

「何から始めたらいいか分からない」

「色々な情報が溢れているけど、何を信じたらいいか分からない」

「頭で理解してからでないと動けない」

「動いてみたもののこれが何かに繋がるのか不安」

「自分が起業して、本当に上手くいくのだろか」

これらは全て私が比企起業大学で学ぶ前に感じていたことです。ぜひ、こういう方にはおすすめです。

また、学びながら様々な活動をしていく過程でも、不安になったり落ち込んだりするときが来ます。

そのときに、話を聴いてくれる講師の先生方や同期の仲間たち、先に卒業され多方面でご活躍中の先輩方がいらっしゃるというのは心強いです。

そして、比企起業大学のカリキュラムの中で使用されている本は、総長関根さんのお墨付き。

講師の皆さんも悩んだ答えがそこにはあります。

その本と真摯に向き合って、本から学ぶという姿勢が大切です。

時間がかかることではありますが、半年で学び切らなくても、何度も読み返すと同時に、実践と噛み合ってくるとより理解が深まってきます。

信頼できる仲間と学んだことをシェアしたり、グループ学習したりして、先人たちの学びを自分ごととして捉えていくことが大切だと思います。

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