比企起業大学が、100年続くために・・・

比企起業大学・大学院 総長の関根です。

2024年7月5日(金)立教大学での読書会に参加しました。

その際に、立教大学が、150周年を迎えたことを知りました。

24年5月に訪問した母校 University of Southern Mississippi(20代の時に卒業)も、設立100年を超えていました。

https://www.learn-well.com/blog/2024/05/university-of-southern-mississippi.html

これらに刺激を受けて、比企起業大学も、少なくとも100年は続くために、どうしたらよいかを、考えるようになりました。

実は、このテーマについては、学習学の本間正人先生との講座『「学習する地域」であり続けるために~比企起業大学の挑戦』の時(23年3月)から、おぼろげには、考えていました。

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この講座の中で、長く続いていくためには「箱、本、人」が必要ではないかと考えました。

この「箱、本、人」をベースに、比企起業大学が、100年続くためにどうしたらよいかを考えてみます。

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1.箱(建物)

ときがわ町で、1300年以上続いている慈光寺は、今も寺院が存在しています。(西暦673年に開山)

卒業後30年経って訪問した母校USMも、主要な建物が残っていました。

ただ、私と妻が通っていた大学付属の英語学校は建物が取り壊され、駐車場に変わっていました。

建物(箱)が残っていると、「続いている感」がありますし、建物(箱)が無くなっていると、「続かずに終わってしまった感」があります。

2017年に設立された比企起業大学が、100年後(2127年)も、何らかの「箱(建物)」として残っていると、「続いている感」が得られると思います。

では、どんな「箱」を残せばよいのでしょうか?

今は、ときがわ町役場 本庁舎目の前の「ときがわ町起業支援施設」があります。ここで、比企起業大学大学院のゼミを行っているので、この場所は、一つの候補になるでしょう。

ただ、この建物自体は、役場のものなので、私達にコントロールできない部分もあります。

そこで、私達主導で動き、残せる「箱」として、比企起業大学の「丸太看板」を立てていこうと考えています。

それが「比企ら辺まるごとキャンパス化計画」です。

https://tokigawa-company.com/project/incubation/hikirahen-marugoto-campus-plan/

ときがわ町を皮切りに、比企ら辺に「比企起業大学キャンパス」という丸太看板を立てていきます。

毎年1本、20年かけて、20本たてる予定です。

20年経ったら、伊勢神宮の「式年遷宮」のように、古くなった丸太看板を、新しい丸太看板に、建て替えていきます。

この「丸太看板」が、設立100年後(2127年)も残っていたら、比企起業大学が「続いている感」が得られるのではと思っています。

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2.本(教科書)

比企起業大学の考え方や方法論を、後世に伝える「本(教科書)」があると、100年後も続いていくことができるのではと考えています。

24年7月3日に新札となった渋沢栄一の書籍『論語と算盤』は、初版が1916年に出たので、108年経っています。

比企郡嵐山町に「郷学研修所・安岡正篤記念館」が残っている安岡正篤先生は、1927年に金鶏学院、1931年に日本農士学校を設立されています。

https://kyogaku.or.jp/

安岡正篤先生は、それらの学校の教科書として『東洋倫理概論』という本を書いています。初版は、1929年。もうすぐ100年です。(今は、PHPから『人間としての生き方』として出版されています。)

比企起業大学も、100年残るような、教科書を書きたいと思っています。

学長の風間さんとの共著『地域でしごと まちづくり試論』(2021 まつやま書房)に続くものとして・・・。

教科書には、下記のような考え方ややり方を、書き残せたらと考えています。

・「地域でミニ起業」という生き方。

・「小さく始めて、大きくせずに、長く続ける」事業スタイル

・「顧客づくり・商品づくり・現金のこし」の方法論

・「分度を稼いで、余剰を推譲」できるミニ起業家の育成

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https://www.learn-well.com/blog/2023/02/possibility-of-partial-inheritance.html

今、52歳なのですが、50代~70代にかけて、書き進めていこうと考えています。

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3.人(仲間)

今(2024年)の時点で、比企起業大学・大学院に関わってくれている仲間は、学長の風間さんや、講師の林さん、栗原さん、特別アドバイザーのキヨちゃん、久保田ナオさん、そして、おうち起業部講師のずこちさん、浅沼さん、まゆみさん、そして、比企起業大学・大学院アラムナイ(卒業生)達です。

私も含め、彼・彼女たちも、比企起業大学設立100年後(2127年)には、この世にいないでしょう。

仮に、うちの子供達4人の誰かが、今の10年後(2034年)に、子供を産んでくれたとします。(私にとっての初孫)

その子は、2127年時点では、93歳です。となると、その子自身より、その子の子供や更に孫ぐらいが、100年後の世界にいることになるのでしょう。

私達がいなくなった後、比企起業大学を続けてくれる「人(仲間)」がいるのかは、正直分かりません。

「誰かいたらいいな~」と思いつつ、誰かに強制するものではないので、こればっかりは運や縁頼みになるでしょう。(私も、誰かに強制されるのは嫌です。人にされて嫌なことは、自分ではしないようにしたいです。)

少なくとも、私達にできることは、毎年継続的に、卒業生を輩出し続け、その中で、比企起業大学の30年後、50年後、100年後の経営に関わってくれる人が出てくることを、期待することでしょうか。

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「比企起業大学が、100年続くために」

このテーマについては、今後も考え続け、出来ることをしていきます。

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