比企起業大学・比企起業大学大学院 卒業生インタビューvol.19 比企起業大学23春 小原 泰子さん

目次

−自己紹介をお願いします! 

「絵本屋てくてく」という屋号でイベント出店のほか、絵本セラピストとして活動をしています。

共通しているのは「大人に(も)絵本をひろめ隊」という想いです。

出身は、群馬県吾妻郡東村(現東吾妻町)。”箱島湧水”という湧水があり、下流では蛍も見られる自然豊かな土地です。高校は、農業高校の生活科に通学。農作物収穫や蚕の世話などの特徴的な授業もある、楽しい学校でした。


卒業後は、毛呂山町にある保育専門学校へ入学します。埼玉での寮生活がスタートしましたが、初めの1ヶ月はさすがにホームシックに(笑)。学校は、施設との付属校だったので、「半日働いて半日学校」というサイクルでしたが、徐々に生活にも慣れていき、充実した学生生活を送ることができました。

また、在学中は、障がい者支援施設、救護施設、老人ホーム等あらゆる施設での研修をさせて頂き、学生という身でありながら、様々な現場での経験もできました。

卒業と共に保育士の資格も取得。そのまま、付属の施設へ就職します。同グループ内で異動もしましたが、4年前に退職するまで30年間お世話になりました。

−絵本の活動することとなったきっかけは? 

自分の子どもが、中学生の頃学校にいかなかったのですが、その本人が辛かった時期に、1冊の絵本を大切にしていたんですよね。

「中学生になっても、絵本って心に支えになるんだ!」

って痛感した出来事でした。

ちょうどその頃、絵本セラピスト協会代表の本『絵本はこころの処方箋』という本が出ます。その本に、正に自分の実体験が載っているようなそんな衝撃を受けました。また、「絵本が心の支えになる」ということを確信させてくれた本でもあります。

学校応援団やお話サークルで、子ども向けの読み聞かせをもともとしていましたが、より積極的に行動するようになり、いよいよ大人にも絵本を広めたいという気持ちが大きくなっていきました。

ときがわ町内にいる絵本セラピストの方にお話を伺ったり、関根さんのところのへ起業相談へ行ったり。具体的なアクションを徐々に起こしていきました。

−比企起業大学に入学したきっかけは?

関根さんの主催している本屋ときがわ町には4年前からずっと出店しているんです。

そこには、比企起業大学の在学生や卒業生がたくさんいらっしゃるのですが、その方々を見ていて徐々に「自分は全然変化していないな…」と、感じるようになって。

入学して、起業について学ぼうと決心しました。

−比企起業大学に入ってよかったことは?

毎月課題本を読むのは大変でしたが、事業に関連する本なので、自分ごととして捉えながら読み進められました。

ゼミで課題本について語り合うのも、皆、課される事は同じなのにやっていることが異なるからこそ、それぞれの解釈や答えがあるという事が分かり大変勉強になりました。

また、毎回ゼミごとに課せられる自分との小さな約束事「ベイビーステップ」も良かったですね。「意識して行動する」ということの大切さを実感しました。

−今後の展望、やりたいことはありますか?

2つのことを主軸に考えています

1つ目は「記念日に贈り物としての絵本」という事業です。お客様の意向を丁寧に聞き取りながら、選書のお手伝いをします。

2つ目は「絵本セラピー」です。絵本セラピストとしての活動も継続的にやっていきたいですね。

「大人にも絵本っていいですよ」って言わなくても、「そうだよね」って誰もが思ってくれるそんな世の中になるように、今後も活動していきます!

小原さんの活動についてもっと知りたい方は、アメブロへ!「絵本と人を結び対 絵本屋てくてく」

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次