「ミニ起業家が増えることは、悪いことなのか?」

比企起業大学・大学院 総長の関根です。

2023年3月27日(月)10時~17時@立教大学で開催された「石山研・服部研・中原研」合同ゼミに参加しました。

博士論文を書いている方々や現役研究者の方々に交じっての参加ですので、緊張します。

左から、中原先生、石山先生、服部先生。幹事役の中原研 筒井さん。

詳細は書きませんが、「転勤受容行動」「シニアのプロアクティブ行動」「パートタイマーの心理的契約」
「Developmental networkにおけるメンター経験」「シニアのジョブクラフティング行動」等、人事・人材開発に関する興味深いテーマばかりでした。

私自身は、論文ではなく、いずれ書きたい書籍の1章として、下記テーマについてお話させて頂き、ご意見を頂戴しました。

「ミニ起業家が増えることは、悪いことなのか?」

これは、

Blanchflower(2004)SELF-EMPLOYMENT: MORE MAY NOT BE BETTER

に対する私なりの回答でした。

●資料

●動画(合同ゼミの前のリハーサルで撮ったもの)

●参加者の方々から頂戴したコメント

・フリーランスの位置づけは?
・男女差もあるのでは?

・経済学では、マクロに見る。関根さんは、ミクロに見ている。
 見てるレベルが違うのでは。

・ソフトな課題解決。

・市場の失敗があるから、政府がフォローする。
 それを政府ができてないから、小さな企業が、関わっている。
 そういう論のはりかたもある。

・ミニ起業家だからこその固有性は?
・Autonomyだけなら、勤めている人にもある程度あるのでは?

・嫌な人とつきあわないというのは、ミニ起業特有かも。
・組織だと、人間関係にロックインされる。

・ミニ起業は、人生のオーナーシップを持っている、人生の主役になれることが利点では。
・また、地域のコミュニティに参加できることに、意義があるのでは。

・家族の巻き込みができていなかったのでは。

・大企業とミニ起業の事業認識の違いがあるのでは。
・大企業ではできないけど、ミニだからできることも。

・高学歴者と低学歴者の起業も着目点。

・書籍『日本社会の仕組み』『生きて帰ってきた男』
・論文『日本的雇用慣行の趨勢』は読んだほうが良い。
 https://www.jstage.jst.go.jp/article/soshikikagaku/50/2/50_4/_pdf

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17時、終了後、懇親会に行く前に、記念撮影。

写真は、中原先生のブログから

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石山先生、服部先生、中原先生、そして、ゼミメンバーの皆さん、ありがとうございました!

(特に、幹事を担って下さった中原研の筒井さん、ありがとうございました!)

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●中原先生のブログ記事(一番下の方に、合同ゼミの様子が書かれています)

OJTの課題を解決する「100分ワークショップ」を開発せよ! : 最終成果発表会が開催されました! | 立教大学 経営学部 中原淳研究室 – 大人の学びを科学する | NAKAHARA-LAB.net

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