本家豊大さん

比企起業大学院の前身である、比企起業塾は現在第4期を開講中(2021年2月現在)。
計20名が参加し、うち12名がミニ起業家としてご活躍されています。

先輩たちがどんな思いで起業の世界に飛び込み、何を学び、今にどう生かしているのか。

先輩起業家インタビューではそれぞれのリアルな声をお届けしていきます。

自己紹介

比企起業塾の3期生として卒業しました、本家(もといえ)と申します。

ときがわ町の隣にある鳩山町で地域活性化事業として移住推進や町おこしの傍ら、

個人事業としてコーヒーの開発や、一人暮らしの高齢者の方のサポート”御用聞き”を行っています。

起業までの経緯

もともと東京で音楽イベントのプロデュースをメインで仕事していこうとしていた時に、奥さんであり、比企起業塾2期生の菅沼さんに鳩山町のまちおこしの話が来て、行くならいっしょに行こうという話になりました。

本当にいろいろと嚙み合っていたからこそ移住を決めたんです。

個人的に、2020年ごろに東京一極集中の流れが終わるんじゃないんだろうかと予想していて、そのぐらいの時にはどこか東京以外のところに移住するつもりでいました。

一緒に活動している東京芸大の藤村先生は、建築業界で一流の方です。
僕はイベントプロデューサーをしていて、建築に人を呼ぶにはイベントが必要です。なので、建築家と一緒にイベントするとメリットがあるとお話をいただいたときに思いました。

音楽イベントをやっていく中で、自分が作りたい世界観が、イベントだとその時だけで終わってしまう限界をどこかで感じていました。根本的に世の中を変えていくためにはまちづくりが必要なのかなと考えていたタイミングでもありました。

入塾のきっかけ

実際僕が比企起業塾に入りたいと思ったのは、菅沼さんの考え方が想像以上に変化していったことがきっかけです

比企起業塾2期生の募集をしていたころ、菅沼さんがアーティストとしての活動に悩んでいて、僕が東京で別の起業塾に参加したときに考え方が整理されたことがあったので、比企起業塾は今の菅沼さんが行ったら色々クリアになるんじゃないか思って勧めたんです。

実際に菅沼さんが二期生として比企起業塾に入ったら、思っていたよりも起業塾のやっている内容がすごくて。

どんどん菅沼さん自身も考え方が変わっていくし、半分参加しているような気分でその移り変わりを横で見ていて、すごく面白そうだも思いました。これは絶対3期生として入ろうと決めました。

起業塾で学んだこと

考え方が変わりました。起業って難しい堅苦しい風に聞こえるんですけど、実際に地域で活動している人と出会って、もっと軽いノリで捉えられるようになりました。

そんなに肩ひじ張ってやらなくても、本当に自分のペースで自分のやりたいことを仕事にしていく、そのプロセス自体を楽しんでやっていけばいいと思えるようになりました。

内容的に一回覚えて終わりというものではなく、その時の考えていたことがブラッシュアップされるんですよね。1回卒業していますけど、僕はもう1回入ってもいいかなと思えるというか。

というのも、その時々で自分の考え方がリフレッシュされて、常に学びがあるからです。

参加していた時も気づきはたくさんありましたが、今やったらまた違う発見を得られると思います。そういう考え方を教われたのはすごい良かったです。

サービスについて

コミュニティマルシェは基本的には地域の高齢者・クリエイターの方向けです。

コーヒーも御用聞きも鳩山町内の方を対象にしています。

コミュニティマルシェの集客方法

初期のころはコミュニティマルシェでイベントを毎月開催することを通してどんどん仲間を増やしていました。参加者を主催者側に巻き込んでいって、関わっていただく人を増やしていきました

いわゆる音楽イベントなんですけど、昭和レトロをテーマとしたイベントを菅沼さんと開催していました。

著名人をお誘いしたり、純喫茶を交渉したりと、場所や人を巻き込んで、音楽だけでなく、出店など複数の要素を絡めたイベントを多く開催していました。

このころの活動はマルシェにかなり生かされていると思います。

エンド商品としてコーヒーを開発するまで

僕はイベントしかなくて、商品を持っていなかったんです。

イベントってあくまでフロント商品なんですよね。イベントは知ってもらうためのもので、別にエンド商品がある流れが本来的にはいい流れです。

バックエンド商品として自分に何が作れるかは起業塾で考えて、コーヒーを扱うことにしました。

自分が好きなものだし、イベントという自分が持っている武器と組み合わせがいいと思ったからです。

コーヒーのイベントには音楽が必要だし、音楽イベントにはコーヒーに限らず飲食が必要です。

もともと喫茶店で働いていた経験を活かして、そこの喫茶店の社長と一緒に味を決めました。

御用聞きサービスについて

一人暮らしの高齢者の方で行政の福祉サービスやヘルパーさんでは賄いきれない微妙なお手伝いってあるんですよね。

例えば高いところにあるものをとったりとかちょっとした掃除、庭の木を切ったり電球を変えたりスマホを教えるとか。

今のところはそういうちょっとした困りごとを解消するためにやっています。

本当は町の人同士で、学生と一緒にできるようにシステム化したいという構想はありますが、今は自分一人で実践しています。

地域での起業について

鳩山は競合がいない、絞り込みをしなくてもいい土壌です。なのでこのあたりの地域で起業する方たちは競合が少ないという利点があると思います。

普通だったらコーヒー屋はほかにあるからそっちとは違うテイストにしなければとかありますが、今のところないというか(笑)

自分がおいしいと思ったものを売って、良いと思ってもらえれば買ってもらえるシンプルなビジネスを展開できます。

比企起業大学をおすすめしたい人

趣旨としては起業に関心がある、好きなことを仕事にしたいとおぼろげに思っている人だと思います。

ただ僕は、ほぼすべての人に行ってもらいたいと思います

本当にみんな好きな仕事をしているかと言ったらそうじゃないんじゃないかと思うんですよね。みんな好きな仕事をしてほしいし、だからこそこの講座を知った人全員が無関係じゃないというか。

自信をもって”僕はこのためにこれをしている”と胸を張って言える自分になるために行ってほしいですね。

本家さんにとっての起業塾とは?

この地域での心のよりどころですかね。

仕事において悩んだら相談できるので、比企で仕事をすることにおいて第二の家のようなところです。

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