比企起業塾4期生の飯島千春さん

比企起業塾4期生 青ちゃん(シェアハウスまちんなか住民)の記事

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比企起業塾4期生の飯島千春さん。

屋号「ちはるふぁーむ」として鳩山町で農業を営んでいます。

鳩山では様々な野菜を少しずつ栽培する農家が多い中、ちはるふぁーむは周年でのネギ栽培に集中。その結果、鳩山町におけるネギ作付面積は1位になりました。

品目をネギに絞ったことによる認知のされやすさと、美味しいという口コミが販路拡大を後押しし、現在、鳩山のスーパー・飲食店を中心に、比企各地でちはるふぁーむのネギを目にすることができるとのことです。

ネギの集中栽培をはじめとする、現在の販売スタイルには、千春さんの夫である紘一さんが比企起業塾で学んだ内容が影響しているそう。何を隠そう、紘一さんは比企起業塾1期生なのです。

なぜ、紘一さんがすでに卒塾されているのに千春さんも比企起業塾4期生となったのか。

その背景には、新たな戦略への挑戦と、千春さんの苦手をなくすことを楽しむ姿勢がありました。

なぜ比企起業塾に参加しようと思ったのですか?

1つは新規事業拡大のためです。

現在はネギのみの栽培ですが、これに加えて複数の野菜を都内のレストランに対しても卸していきたいと考えており、

今一度経営方法を学びたいと思いました。

もう1つは、自分自身の発信する力を高めるためです。

現在は夫中心で営業をしていますが、これからは私も営業できるようになりたいと考えています。

自分の意見を言うのが苦手なのですが、営業は話して自分の野菜のことを相手に伝えなければなりません。夫が1期生として活動しているのを傍で見て、比企起業塾では意見を伝える機会が多いと感じていました。

日常生活で中々そういう場面がないので、自分の意見の発信練習のためにも参加を決心しました。

なぜ営業をしようと思ったのですか。私だったらずっと任せっぱなしにしてしまいそうだなと思うのですが…

これまでずっと避けてきていたことを農業を始めてから全部やっていて、やってみると案外楽しめている自分がいるからかもしれません。

最初は1人で農業をしていましたが、毎日いつ何をするか計画立てて行動するのも得意じゃなかったし、そもそも農業自体、実家が農家ですごくやりたいと思ったわけじゃなかったです。でも、やってみたら意外と楽しくて。

苦手なこともやっていくうちに人と関わる機会も増えて、コミュニティが広がりました。

今まで受け身だったけど、ちょっとずつでも苦手なことに挑戦しなきゃなと思えるようになりました。

生活のために前に進まなきゃいけないという気持ちもありますが、それだけじゃなくて成長していく自分を実感するのも楽しいです。なかなか腰が重いんですけどね…(笑)

今、比企起業塾第1・2回を終えてみていかがでしょうか?

中々SNS発信できずにいたのですが、比企企業塾で宣言したことで投稿頻度が上がりました。

比企起業塾では毎月の講座を終了するときに次回までの小さい目標を立てていきます。私の前回の目標は1日1回SNS発信でした。

これまでは文章を考えるのを面倒と思ってしまい、苦手意識があって行動に移せずにいました。

でも目標を宣言してしまった以上、何か発信しないとと思って。

うたた寝で日付が変わってしまった3日以外は毎日発信できて、やってみると案外面白かったです。

―2/27の報告会ではどんな報告をしたいですか?

目標としては新しい野菜を営業して販売することですね。

なかなか難しい挑戦かもしれないですが、報告会までに1件でも契約が取れたらいいなと思っています。

ありがとうございました。

編集後記 この記事を書いた人:青(比企起業塾4期生)

自分の意見を言うのが苦手とのことでしたが、すごく心配りが感じられてお話ししやすかったです。SNSの文面にも柔和なお人柄がにじみ出ていて、読んでいてほっこりした気分になりました。

目標を着実にやり遂げ、発信する力を身につけられていて、穏やかな雰囲気の中に芯の強さがある方なのだと感じました。2/27をどのように迎えられるのか、今後の活動から目が離せませんね!

千春さんからときがわカンパニー通信を読んでいる皆様へのメッセージ

ネギを作っているので皆さんに食べてほしいです。比企のスーパーで販売しているのと、飲食店でもネギを使ってもらっています。インスタグラムでは私が普段見ている景色や、やっていることを伝えていますのでご覧いただければと思います。(@chiharu_farm)

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