比企起業大学 総長の関根です。
2024年10月25日(金)18時~20時、比企起業大学24秋「10月ゼミ」を開講しました。講師陣、学部生との意見交換の場です。今回は、6名の内、5名の学部生が参加しました。
差しさわりのない範囲で、当日の様子を、チャットを基に共有します。(まとめて下さった風間学長、ありがとうございます!)
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2023年10月25日(金)
1.近況報告
●1カ月の学習の振り返り(学びになったこと、実践してみたこと)
○浅見さん
・初回のワークをやってみて「このお客様は、長くつきあいたいのか、つきあいたくないのか」解像度高く考えられた。
・つきあいたいお客は、町内にたくさんいることに気づけた。顔が思い浮かんだ。
・ランチェスター戦略 そういった方々との関係性を深めていけたら。
・つきあいたくないお客は、かなり前のこと。そういうお客は減っている。いいお客様に恵まれてきている。
・感謝がこみあげてきた。
・書いたお客様の2組が、ワークシートをあげた当日に来てくれた。想いが通じるのかも。不思議な体験。
・ジャッジするというよりも、付き合っていけそうなので、もうちょっと踏み込んでみようかなと。そんな感覚が芽生えてきている。
(ミサトさん)
・付き合いたくないお客が減って、付き合いたいお客が増えてきた要因は?
(浅見さん)
・自分自身がされたいような接客を心掛けてきた。
・温かい接客を受けたい 心と心の交流 それを心掛けていたら、心の交換ができない方が減って行った。
・冷たい態度のお客様にも温かい対応をしても合わない。そういう方々がふるいにかけられていく。
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○ミサトさん
・本も読んで、ワークもやって。今回、問いがたくさん生まれた1か月だった。
・これまで感覚的。主観的だった。
・小さく一番をとるには、自分はどこの場所で、どういう1番のあり方が合っているのか。ハウツーの部分は見つかってない。
・小さな1番をとるなら何だろうという問い。普段考えていることの棚卸になった。
・お付き合いしたお客様の中で、どう1番になればよいのかについて、5か月間で見出したい。
(浅見さん)
・付き合いたい方にとっての1番 というのがとてもよい言葉。
・地域で1番とかもあるが「付き合いたいお客さまにとっての1番」というのが良い。
(ミサトさん)
・何気なく思っていたことが、良い方向につながる発想だった。
・モヤモヤしながら、失敗しながら、学んできたのが大きい。
・お互いにとっての仕事の進めやすさ。同じ仕事内容でも、相手によって違う。お金以上に。
・失敗の振れ幅は、年数を重ねることで減ってきた。
・何となく「できます」と言っちゃって、受けなければ良かったということも。
・戦略的に、つながりを作ったり。考えながら組立てていけるといいなと思っている。
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○内田さん
・ワークをやってみて、付き合いたいお客さんは、成長意欲がある。学んで自立していける人が理想。
・過去の自分に対するようなプログラムを作っていけたらと学んでいる。
・配慮、思いやり、高圧的でないというのは、皆さんと一緒。
(浅見さん)
・過去の自分に向けた、過去の自分が必要とするようなコンテンツを作ろうと?
(内田さん)
・現在進行形で、学んで、検証して、こっちが仮説なのではと。
(浅見さん)
・その気持ち、自分にも分かる。
・過去のお店を立ち上げた頃の自分に教えてやりたい。
(ミサトさん)
・付き合いたいお客を、具体的に表現しているのが素晴らしい。
・そこに至るまでの過程は?
(内田さん)
・会社勤め、うつ病になって。色々仮説検証して、これかもと。抽象から解像度が上がってきた。
・美里さんの言語化力、文章力が素晴らしい。
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○中島さん
・このワークをやって感じたこと。つき合いたいお客は、共通している 目標をもっている、相手を思いやる。自分がつきあいたい友だちと共通するのでは。
・嫌いなお客さんは、共通している面がある。ここに大きなニーズがあるのかも。クレーム処理が儲かっている。
・嫌なお客が増えている。共感できるお客様が減っている。うちのお客さんも、共感できる人が、昔より、減っている。
・全方位で無くても良い。好きなお客さんに限定して、ウィンウィンでやっていってもいいのかなと、このワークをやって思った。
(風間さん)
・共感できるお客さんが減っている?
(中島さん)
・いいお客さんが減っている。
・問い合わせしてくる人も。
(風間さん)
・文句を言ってくるお客様が増えている原因は?
(中島さん)
・HPのキーワードが「社会保険労務士 格安」それが、ひきよせているのかも。
・安さを求めているお客さん。とにかく安ければ。その方がクレーム率が高い。
・そこがうちの課題。
(浅見さん)
・中島さんの現在の良いお客様は、昔から?
(中島さん)
・いいお客さんは長続きする。
・悪いお客さんは、会社を閉めるか、もっと安い所に行ってしまう。価格で選んでいるので。
(風間)
・地域的にはどこからのお客さん?
(中島さん)
・今は広い範囲。首都圏中心。
・以前よりも、接近戦をしていない。以前は、見積もり段階で、訪問し、面と向かって。
・ウェブのみなのも、要因の一つかも。
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○錦織さん
・IT全般が苦手。
・皆さん、起業している。私は、何をやったらいいのかも。スタートラインにも立ってない。書籍も急いで見て、孫さんの2時間のは見た。起業は情熱的なスタンスだと感じた。
・つきあいたくない客 何なんだろう、どういう意図なんだろう?と思ってた。
・浅見さんのワークシートを見て、羨ましく、起業するってこういうことなんだと。浅見さんファンになってしまった。お店にも行きたい。
・苦手なことから逃げてきた。起業塾(大学)の門をたたいて、これから自分の人生、大きく変わっていくんだろうなと感じている。
・なぜ「つきあいたくない客を考えるのか」という疑問がなくなった。
(風間さん)
・他の人のワークシートを見ての学びを得られているのが素晴らしい。
(浅見さん)
・錦織さんのワークシートを見た時に、もっとフラットに、かたく考えずに、ワークに取組んでいいんだと。もっと楽しく取り組もうという気持ちになった。
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2.ワークシート回答の共有と意見交換(BOR)
●風間G
〇内田さん
・自分にどういう才能があって、自己理解が終わっていて、商品を作る段階で比企起業大学かなと思っていた
・自己理解の講座
・自分の商品として使ってもいい
・そこに自分の経験を加えれば他の人には真似できない
(風間)
・受けていてどうか?
(内田さん)
・講座はこれから
・YouTubeは全部見ている
・マインドが変わらないとできない
(風間)
・受けようと思ったポイントは?
(内田さん)
・自己理解は終わっていたが、仮説できていたが、確信がなかった
・6ヶ月の講座
・ありたいな、なりたいなというビジョンが、提供者と似ていた
・実際に会いに行って決めた
(風間)
・講座受講中から比企起業大学の中でできそうなことは?
(内田さん)
・本人の撮影した動画はそのまま使えないので、撮り直しは必要
・相手に伝えるための言葉
・ターゲット 35歳、サラリーマン、子持ち、辞めない、挑戦できるかできないか
(中島さん)
・内田さんのオリジナリティ出せるといい
(風間)
・自己理解?起業の仕方も教えたい?
(内田さん)
・起業の仕方までできればいいが、これから
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〇中島さん
・いろんな人と会いたい
・オクムサマルシェに遊びにいきたい
・視野を広げたい
・つなげたい
・自分ができること、やりたいこと
・大卒で旅行業、代理店ひらける
・地域限定旅行業
・小川町でも外国人を呼びたい
・知り合いが古民家の再生
・外国人が泊まりに来ている
・外国人向けの民泊やってみたい
・社労士 20年 好きでやった仕事ではなかったのでは
・ランチェスターの本は読んだことある
・マーケティングはかなりやってきた
(風間)
・物件持ってない今でもできそうなこと?
(中島さん)
・マークさん知り合い
・小川町在住の外国人に話を聞いてみる
(風間)
・どういう人に来てもらいたい?
・どういうメディア?
(中島さん)
・欧米(イギリス、フランスなど)
・和紙が人気
・この歳になると行動するモチベーションが落ちてきてしまっている
(風間)
・稼ぐ方向性で行くか、それほど大きくは稼げなくても無理なく長く続けたい?
(中島さん)
・後者
(内田さん)
・空家を外国人が外国人に紹介しているという動画がある
・再生数がめちゃくちゃある
・海外の人は日本の古い家にめちゃくちゃ興味を持っている
(中島さん)
・知っている
・アメリカ人がアメリカ人に紹介している
・あったことはない
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●関根 BOR
○ミサトさん 15分
・お客さんの中での1番を目指していく。
・絞っていくことをしていきたい。そのヒントが得られたら。
・企業名、担当者の方を思い浮かべて、担当者なのか、社長なのか。
・大きい会社の担当者。予算もある
・広報 社長、社員インタビュー。想いもある
・30名以上~何千人。ベンチャー、中小の割合
・1割 大手。自分はもしかしたら大手のほうがいいかも
関根
・1割の大手との関わりは?
ミサトさん
・30名規模の会社が間に入ってた。その会社さんのクライアントとして紹介された。
・直接、大手と取り組みをしていきたい。薄利多売にならず、疲弊しない。
・直接 大手 広報 数社
・共感しやすい業界がある。
・新卒 営業 半年 新規テレアポをした時、介護、ものづくり業界で、アポがとれた
・親和性の高い業界 ものづくり(車)介護
・理想的な1社 自動車メーカーの部品を作っている。泥臭い姿勢 地に足ついた
・無形商材 キラキラ系は、つきあいたくない。言ってることはキラキラ 実際は違う
・採用と自社のブランディング。自社のオウンドメディアを充実させたい
・営業用の資料。営業で書いてほしいのが入口
・作っているのはブランディングより。自社の魅力を抽出
浅見さん
・広報のライティング
・取材は、どうやっているのか?
ミサトさん
・コロナ前は、現地取材。
・今は、オンラインでインタビュー
浅見さん
・取材先の方も、フィーリングが合う?
ミサトさん
・そう思う。自分がファンになっていく。
浅見さん
・カナダにいても、付き合いたいお客様の中で1位に作る活動はできそう。
錦織さん
・企業ライティングは、お金が受け取りやすい文筆業の形として選ばれているのかと。
・趣味のこと、好きなジャンルのことは書いている?
ミサトさん
・鋭い、深い質問
・同時に考えている
錦織さん
・自分の好きなことを書いていくだけでは、マネタイズできない?
ミサトさん
・バンクーバーでインタビューした内容を書籍にしたい 出版社にもっていきたい
・お金を頂いてない状態で、原稿を書いている
・どっちもやりたい リソースの配分をどうするか。
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○浅見さん
・比企大に入った動機として、カフェ事業を盤石にしたい。教育事業に関心をもった
・つきあいたい客 どういったお客さまに販売すべきか。
・考えていくうちに、自信をなくしてしまった。不安定な所がありながら、そういった人に教えられるのか。
・10年間、山あり谷あり
・自宅カフェに憧れ ライトに趣味程度に、期間限定カフェ
・旦那様が、会社に所属。奥様が、週末限定 自宅カフェ。
・カフェが好きで、人をおもてなしするのが好き。
・完全にカフェに振り切るよりも、そういった形が理想的
・自宅カフェ インテリア、キッチン用品の世界
・カフェをやることで、つながる出会いも大きい。
・クラフト系のマーケットやマルシェで、カフェの商品を買っている人
・カフェをすることで、人生が豊かになる
・やりたかったことをするために、貯金を取り崩すのではなく、対価を得る。利益を得ることで、次へ次へ
・マルシェでのセミナーもありかも
・風間さんからのイベント依頼。自分も参加した 登壇者から学び取ろうと。
ミサトさん
・カフェのハウツーというより、相手の人生を豊かにするようなスクールになりそう
・なぜ、その人の人生を豊かに?
浅見さん
・カフェをやってきて一番の収穫がそこだった
・出会えなかった人達、出来なかった経験をさせてもらった。皆にお薦めしたい
錦織さん
・カフェだけでなく、講座を展開されていくのは凄く色々考えていると思う
・自分の経験を人に伝えるのは素晴らしい。感銘を受けている
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3.クラス共有
○ミサトさん
・共通して大事だと上がったのは「プロセスが武器になる」
・アウトプットだけでなく、なぜやりたいのか、四苦八苦している部分を発信することで、お客さん、ファンになりそうな人からの「かかわりしろ」が作れる。
○中島さん
・内田さん 目指している方はいるが、いかに内田色を出していくか
・中島さん 形となってないので、人と会って、映像として発信することの重要性を感じた
(風間)
・中島さんについて補足
・旅行業は楽しかった 社労士よりも。マーケティングスキルはいかせそう
・小川町に外国人は来ている。マークドレイパーさんとも知り合い
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〇ミサトさんから質問
・プロセスを発信していく
・どういう風に、プロセスを発信していくのか?
(関根)
・不安、困ったこと、感情は書き留めておくが、発信は、少し時間をおいて発信している
(風間さん)
・自分は同時進行で発信している
・できてから来て下さいではなく、作る段階から発信(応援者、顧客候補を集める)
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〇内田さんから質問
・個人でやっていく。高単価(30万円ぐらい)で。人数は絞りたい。
・高単価で買わないと分からないもの?
(中島さん)
・比企大メンバーで、2~30万ぐらいの教材を買っている人もいる。その人に聞いてみるのも良い
(関根)
・自分で買ってみるというのは誠実。その経験は活かせる。
・相手にするお客さまによって、必ずしも買ったことがないとダメというわけではない(たとえばBtoCとBtoBではお金の出どころが異なる)
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4.事務連絡
①比企起業大学2024秋の交流会
日時:11月9日(土) 11:00-15:00
会場:茂寿(東松山市)
参加費:大人4000円、子ども500円 ※ランチ付き
人数:最大15人
②Baby Step
・11月のゼミまでに「これをやってきます!」という宣言を、10月28日(月)までに、Slackで行う。
・「約束を守る」
・信頼の蓄積
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