比企起業大学大学院 総長の関根です。
2025年2月15日(土)13時30分~16時、比企起業大学大学院 第8期「ゼミ(5)磨き合い会」を開講しました。(今回は、Kさんが欠席で、イブキさんのみ)
差しさわりない範囲で、ゼミの様子を共有します(チャットをまとめて下さった風間学長、ありがとうございます)
===
1.近況報告(風間さん)
○林さん
・昨日、Kazuma主催の「読書会議」に参加した。他の人の意見は重要と感じた。
・既存顧客への新規提案は、ペンディング。
・会社相互訪問研修のフォローをやることも決まった。第3期にもつながる。
・Y社への提案及びお見積→開催決定。
○風間さん
・高校 関係者インタビューを始めた。
・大学 新規1件ヒアリングに行った。比企の人事のインターンシップにつなげられたら。
・既存 来年度の計画を聞く予定だったが、2月末以降に。
・埼玉チーム 内容と予算が確認できた。
〇関根さん
約束合意(25年2月15日に報告)
1)T社様 説明会の実施、教育前アンケート分析、直後アンケート開発、ケース動画の編集 ←無事納品!
2)Dラボ 12名へのゼミ&フォロー ←11名
○栗原さん
・社中のセミナーの準備はバッチリ。2つの高校による合同企業説明会の準備中
・ヒタミチ 提案できた。2部門への働きかけも。
・TV埼玉に取材してもらった。
〇イブキさん
・約束合意
⓪次こそ本当に時間厳守
①いとイベの営業資料をつかって営業をやりたいです!(先ほどの皆さんの話に感化されました!)
②市野々集落プラットフォームのインバウンド調査を行います。
・下北沢と大阪で、糸魚川の物産展に出店。
・東京で売り込む大事さ。たくさん人が来てくれた。そこから、糸魚川に来てもらう導線が見えなかった。導線を作れるような提案をしてみたい。
・時間厳守できた!
・商工会議所で、チラシをまいてもらった。興味を持ってくれた2社にヒアリングした。若手イベントの掲載。採用にもつながる可能性に興味をもってくれた。動画を作ったりはできないが、できたらいいのかな。
・インバウンド調査 大阪は外国人があふれていた。外国人が興味を持つコンテンツがあるか、ヒアリングしたら、発酵、味噌が刺さっているそう。カモシカ@京都に行った。スヤガメ@信州にも行った。発酵させるお茶もある。糸魚川に味噌屋もある。発酵に全振りしてやっていくのもいいのかなと。
(林さん)
・大阪に行った。インバウンドの人たちがいる。大阪は、改めて、サイバー都市だったことに驚いた。映画「ブレードランナー」の影響もあるのかも。
・糸魚川を舞台にした映画はある?
(イブキさん)
・時代劇で取り上げられた場所が、市野々の少し上にある。
===
2.読書会議(栗原さん)
課題本『クチコミュニティマーケティング』

○栗原さん
・この本が一番好きかも。親近感がわく。古い本だけど、今の事業にもつながっている実感がある。
・p137 口コミで会社を伸ばすとは?
・地域商社として、長い関係を続けたい。細く長く。単発でブームではなく。人と人との絆づくり。共感者をつくり出していく。
(林さん)
・好きになってもらうには? どんな方法?
(栗原さん)
・誠実に、真摯である。誇大な自分ではなく。できないことはできない。顔色を窺って営業するわけではなく。
(イブキさん)
・p74 社中にとってのキーパーソンは、どんな人なのか?
(栗原さん)
・比企の人事でのキーパーソン。こういう人かなという妄想はある。会う量 当時想定してなかった人がキーパーソンに。
〇関根さん
①P45~ 1本立てる
・LWという会社では、この考え方との相性がいい。OJT、研修評価で、一本立ててきた。
・A社⇒B社へのクチコミはないが、A社のグループ会社へのクチコミはあった
・連携先となるキーパーソンとの仕事を通じて信用を得られてきた
②P77~ マスコミ
・TC マスコミの力が大きい。すけさんのお陰で、プレスリリースを実行。
・メディア側もネタを探している(食べ物系、バズったもの)
・地域でやっているからこそ、マスコミの力を借りたほうが良い。
(関根さん)
・メディア発信の状況は?
(イブキさん)
・西ナビさん 別の方から紹介された
・NHK新潟 現地を見に来てくれる。プロフェッショナルの流儀 ディレクターの女性とつながった
(栗原さん)
・渋谷のハイソな幼稚園と、糸魚川がつながるのでは
○林さん
・p116 女性の行動特性
・会社相互訪問研修 参加者の半分が女性。女性の考えをいかに取り入れるかを考えるきっかけになった
(栗原さん)
・女性あるあるを共有する会もよいのでは。
・女性から生まれる何かがあるとしたら?
(イブキさん)
・20代~30代の女性が宣伝してくれる。女性が、女性を呼んできてくれる。女性は団体で、男性は少人数で来る
(林さん)
・奥様から集客や口コミのヒントを得たことは?
(イブキさん)
・色々アドバイスをもらっている。リアルな意見をもらったり。
(栗原さん)
・身近な人の意見は的を射ていることが多い。
○風間さん
・p16 お客様にファンになって頂く。
p20 一緒にお客様と作っていく。
p38 相手との共通項を探す 栗原さんが上手い。
(栗原さん)
・共通点探し 研修で学んだ。好きになりたいんですよという姿勢の開示につながる
・実績がない できること、できないことがある。自社だけではできないが、一緒にやるならどうできるかを考える
(イブキさん)
・やったことない動画も、一緒にならできるかも。
(林さん)
・「まなびしごとLAB」キタサカでの活動。
・普段は、どう共通点を探しているのか?
(風間さん)
・地域が共通項になっている。
・自己紹介タイムをとっている。来た人同士が共通項を見つけると、場が盛り上がる。
○イブキ
・p16 3つのプレゼントが、自分にとっても大事。
・p142 どんな成果を目指すのか。「外客」という考え方は面白い。「この人はお客ではない」 顔が見えるぐらいお客を想像する(ストーリー思考)
・色々つながって、この本は面白かった。
(林さん)
・今の「外客」は?
(イブキさん)
・地元のお客さんは、市野々事業にとっては「外客」? でもそうも言い切れないかも。ご家族による宣伝もある。
・OTA的に売っていくのは、外客かも。比較される。(例:JTBに載せる)
・「イトイベ」糸魚川に来ない人は外客。1年に1回~2回でも来てくれる人は内客。
(林さん)
・自分も糸魚川に行ったことない。いつかは行く可能性もある。
(イブキさん)
・その可能性もある。2件ぐらいあった。
・誰が「外客」か分からない。
(風間さん)
・ゼロではないが、いつ来るか分からない所に、時間と費用をかけるのは?
(イブキさん)
・あまり力を入れてないお客さん。もらったらラッキーぐらい。
・外客から切り替わる瞬間がありそう。
(栗原さん)
・お客さんの定義を知りたい

===
3 事業会議(関根)
Q この時間で、相談したいこと、ヒントが得たいことは?
○イブキ
・事業者をどう巻き込むか。キーパーソン的なものをどう増やしていくか?
・市野々に、いかに人を連れていくか。
・宿のシェアリングサービス。
・地元企業:味噌屋、お米中心の飲食店、オーガニックコットンの洋服屋
・コットンの収穫体験 その後宿に泊まる。パジャマを着てもらう。
・旅行業の資格がないとできない。宿を持っている人との共催であれば、資格が必要ない。宿泊付きのプランを展開できる。そこが押し。
・キーパーソンとして展開していきたい。
・事業者を増やしていくためにも、インバウンドで、単価を上げたり、客数が増えたりしている状態を示していく。
・発酵の深堀も進めている。
・宿があることで、グレーな部分をクリアにできる
・今は、試泊。試しに、事業者さんに使ってもらっている。4月の土日を全部埋めてくれている。
(風間さん)
・NHK取材時には、オープンできていると良い。
・四季に応じたカレンダーがあってもよいのでは。
(イブキさん)
・見せ方も悩んでいる。
・自分たちが集客するのと、事業者と協力して誘客する2つ
・今のホームページは前者向け。コラボのほうが、コンテンツとしては面白い。
・コラボのほうは、HPを、都度作る。
・どうすみ分けるか。
(風間さん)
・発酵 作り、保管するので、リピートもある。
・発酵だと、期間もあるので。
(栗原さん)
・キーパーソンは、事業者さん?
(イブキさん)
・そう考えている。
(栗原さん)
・コラボの傾向は似ている?
(イブキさん)
・似てない
・味噌づくり体験。オーガニックコットンの収穫+宿泊。雪かまど 雪灯篭 コーヒーをいぶる体験。リトリート コーチング事業 都会で疲れた人 自分を見つめるツアー
(栗原さん)
・味噌、3月~4月。コットンは、夏後半。9月。雪かまど 冬。リトリートは、通年。
・市野々の稼ぎ月は?
(イブキさん)
・まだやったことないのでわからない
・5月 田植え体験+宿泊
・四季折々色々あるが、コンテンツとしては、秋が少ない。ごはんは美味しくなるが、体験は難しい。
・雪を中心とした遊び、コンテンツが展開できることが分かった。
・糸魚川には、夏に来る。
(栗原さん)
・宿ビジネス 宿泊してもらうとお金が落ちる
・イベント自体は、事業者さんが集客。
・糸魚川に夏に来るなら、コットン。大きい群れの糸魚川から、どんな人が来るのか。
・睡眠障害の解消にも目を向けては。
・何で認知されるのか。
(林さん)
・市野々の何を伝えたいのか?
(関根さん)
・事業者との連携はすばらしい!
・あと何社くらいあるといい?
(イブキさん)
・自社集客 最低2割、できれば自分たちだけでできるといい
(関根さん)
・年間稼働日は? 365日のうち何日泊まってもらいたい?
(イブキさん)
・1か月に14日間(年間170日くらい)
・2割 35日くらいが自社集客
(関根さん)
・事業者が増えてくれば取り合いになる可能性がある。1事業者あたり使える日数の制限や、会員制も視野に入るかも
・その箱を何日間使えるか
・発酵について、味噌以外はありそう?
(イブキさん)
・新潟県は発酵が豊富。酒など
(関根さん)
・インバウンドの方が発酵に興味を持つ理由は?
(イブキさん)
・日本の伝統食。日本文化を味わいたい、自分も発酵させたい
(関根さん)
・健康になりたいというニーズはない?
・体験は来なくてはいけない。商品だけ購入する可能性は?
(イブキさん)
・一定数はいると思う
(関根さん)
・地域おこし協力隊が2026年2月まで。その後どうする?
(イブキさん)
・二拠点でやりたい。糸魚川に拠点を置きつつ、外に出ていける状態をつくりたい
・美里さんの希望もある
(関根さん)
・170日稼働は現実的?
(イブキさん)
・そうだと思う
(関根さん)
・それでも継続できるビジネスをつくる必要がある
(栗原さん)
・ハコなので、イブキさんがいなくても回る状態を作れたら。シーズンごと1週間暮らすとか。
・イブキさんが、関東にいることで、市野々が活気づく。イブキさんが頑張らずに箱を回すか
・事業者を選ぶ目利きが大事。深い絆で結ばれるような良い事業者さんと。美里さんも、事業者さんと会った方が良い。
(林さん)
・宿として、おもてなしは?
(イブキさん)
・宿オペレーションは、自社が回したい。事業者さんの手を煩わせずに。
・市野々の会社に興味を持ってくれている人がいる。盛り上げたいと言ってくれる人がいる。

===
4.約束合意(林さん)
〇林さん
・T社のSCM原稿初稿提出→今後の営業につなげる
・Y社の研修実施報告
〇関根さん
●半年後(2025年3月)の目標
・売上5,000万(24年4月~25年3月)
・一人当たり年間粗利2,400万円
・自己資本比率 70%
↑
●2月の目標
1.既存客対応!(T社・K社・M社)
2.評価セミナー発信!(本読み・セミナー・動画)
3.家族ケア(次男、長女誕生日、季節イベント)
↑
●約束合意(25年3月15日に報告)
・提案結果(1社)
・「評価研修」の問題合意結果(1社)
風間さん
●比企のジンジ
・2月のイベント後に動画を送る5社
・ヒアリングのアポ 3社
●個人
・大学 来年度の計画、予算を聞く
・高校 インタビュー、振り返りアンケートを作成する
〇栗原さん
・金融機関→4月の勉強会提案
・他地域とのつながり→名刺、情報交換
・M社2部門2度目の提案
〇伊吹さん
⓪時間厳守
①来てみたいと思ってもらえる事業パワポを作成
②共同事業者さんの数を整理
③一年間のコンテンツの整理
===
5 事務連絡
・3/15(土)活動報告会

・9時から会場準備
・発表15分+質疑応答15分
・発表順は①イブキさん、②Kさん
===
皆さん、ありがとうございました。活動報告会、楽しみにしています!