比企起業大学大学院 第8期「ゼミ(1)」を開講しました。

比企起業大学大学院 総長の関根です。

2024年10月20日(土)13時30分~16時30分、比企起業大学大学院 第8期「ゼミ(1)磨き合い会」を開講しました。

今期は、Kさん(比企起業大学24春)と、イブキさん(比企起業大学24春)のお二人に対して、講師4名でサポートしていきます。お二人の居住地(東京、糸魚川)の関係から、今期はオンライン中心に行っていきます。

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2024年10月19日(土) 比企起業大学大学院 第1回磨き合い会

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13時30分~

1.自己紹介・比企院への期待

1)講師陣 

比企大 風間、関根、 比企院 林、栗原

2)8期生 

Kさん

・立教大学大学院LDC修了

・事業会社で、100人ぐらいのメンバーをマネジメント

・スポーツを続けてきた

・将来的には、博士課程にも行きたい

・人や組織をよくしていく仕事をしていきたい

イブキ

・ソーシャルアーキテクト 社会的な建築家

・社会課題を発見する所から

・地域おこし協力隊の期間中に、事業を形にしたい

・公共建築のリブランディング

・使う人がいない施設を盛り上げていく

・風景に触れられる宿を、集落で作っている

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13時55分~

2.読書会議「ランチェスター弱者必勝の戦略」

○風間さん

・地域をかなり絞っている

・接近戦

・近い関係だからこそできることがある

・大手にはできてなくて、顧客が不満に感じていた点を解消している

・高校の探究学習

Kさん

・高校の部活動に、来月から指導ではいるが、遠い。

・部活動だと、単価は高くない。

・ただ、他の案件にもつなげていけそう。

イブキ

・地域の中に、どう経済を循環させるか

・外注していたものを、地元に発注

風間さん

・学年が増えていくと、一人ではできない

・供給システムの構築を行っていく必要がある

・先々は、地元の若者に仕事を発注していきたい。

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○栗原さん

・大手企業を訪問

・「SEO対策やマーケティング対策はどんなことを?」と質問された。

・比企に絞って、人間関係を作っていることが、大手にはしづらい点

・ビズリーチ、Indeedは、SEO対策等強い。

・自分たちは、地元でリアルで会っている強み。

・アナログ的戦略。

風間さん

・比企のジンジ

https://hikinojinji.com/

会員企業紹介note

https://note.com/hikinojinji/n/nf3ebb8bd3b24

林さん

・大手は、ウェブが主。比企のジンジは、ウェブが従では。

栗原さん

・ウェブにはある程度力を入れているが、強みはアナログな部分だと再認識した。

・地域のアナログをより強化していかないと、弱くなってしまうかも。

・ホームページの無い会社が、比企のジンジ作成の動画を観て、お申込み者が、2名いた。

Kさん

・ヒアリングの重要性。

・大手はどういう営業をしているのか

・営業マンとしての競合はあるのか?

風間さん

・市町村ではなく、県に大手は営業をかけてくる

・大手は知名度が圧倒的。

・地元で知られるための関係構築が必要。

栗原さん

・局地戦の最終は、義理人情

・担当者とサシでやったら、人間力で勝てる

・局地戦で負けない人間力を、日々修行中。

イブキ

・比企のジンジみたいなことを、商工会はやってないのか?

栗原さん

・やっている。合同説明会等。

・商工会、金融機関等に、説明している。

・競合ではなく、協業をしている。

イブキ

・プラットフォームとしては、会社を集める方が先になりそう。

・企業に登録するメリットをどう説明したのか?

栗原さん

・気合!

・地域の別案件で、50数社のリストを持っていた。

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○林さん

・学びが必要

・ランチェスター日めくりカレンダー

・従業員教育として、安易に研修に行かせるな

・板橋区の社長さんと付き合っていて、研修受注にも繋がっている

・採用はしたいけど、教育にお金をかけたくないという中小の社長さんはいる

イブキ

・この本に書いてあることを実践しようとすると、かなり大変そう

・どうモチベーションを高めているのか?

林さん

・読書時間を取れてない人が多い

・月1冊でも読めば、その人たちより上回れる

Kさん

・学ぶのは好きだし、共感する

・起業した頃をふり返って、こういう学びをしたらいいよとアドバイスするなら

・学んだ方がいいと皆わかっているはず。

林さん

・本を読め、テレアポをしろ等、教わった。

・本を月1冊でも読めば勝てる。

・従業員教育に興味がある社長を見つける。

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○関根

・動くと、隙間ができる

・供給する業者がいないことで、顧客が不満に感じる。

・某社様からの受注も、特定サービスを供給する業者がいないことがきっかけだった。

イブキ

・予算の目安を把握する為にしていることは?

関根

・相場から考え、相手に予算感を伝えたときの反応を見ている。

Kさん

・どのレイヤーからの仕事依頼だったのか?

関根

・役員から

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15時05分~15時15分 休憩

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15時15分~

3.読書会議&事業会議(半年後の目標設定も含め)

1)イブキ

・競合対策の戦略

・色々やってて、分散しているのかも

・1つに絞っていく

・まずどこに全力投球すべきか

・町づくりをやっていきたい 

・柱を作ることが大事

・イベントではなく、ストック型に力を入れた方がよいのでは

・稼いだ金額を投資して、次の稼ぎを作っていきたい。

・戦わずして勝つ 今までにない商品

・電動スクーターを市が導入 タクシーも競合

・どこまでを競合として分析していくのか?

・営業7割 残り3割

・計画と営業とした場合、他の設計とか作業は、どこに入る?

栗原さん

・自分も広げる系。広げられる才能があるということ。

・町づくりは一人ではできない。他の人に任せていく。

・競合対策は、それほど考えてなかった

風間さん

・移動手段ではなく、アクティビティーとして捉えていた

・課題解決だけだと苦しくなる、楽しくない

林さん

・両方に入りそう。

・結局、営業に注力しないと。

・商品づくりは、内部管理かも。

イブキ(半年後の目標)

・仲間と一緒にやっていく必要がある

・仲間が動ける状態 経済的に循環が起こるような仕組み

・シェアハウスの仕組み

・糸魚川の観光客向けのお土産品 糸魚川のものがない

・代行で売ってくれる場所はある 

・挑戦する人達に、挑戦できる環境を作ってい

・3月までに、ビジネスモデルとして1つできたら。

・仲間にお金が払える

・仲間と一緒にお金を生み出せる

風間さん

・仲間のイメージは?

イブキ

・PJごとに「この指とまれ」形式

・大きな会社を作って雇いながらではない

・副業的にもOK

風間さん

・誰に払えばよいのか 顧客が混乱しないよう

Kさん

・イブキさんがやっていることが、自分のやっていることとも似ている

・「この指とまれ」方式

・もっとよくなればいいなと。まちづくりも、組織開発も似ているのでは。

風間さん

・「まちづくりと組織開発は似ている」

・ここにはすごく興味があります!

・お二人はそれぞれの領域を専門とされているので、掘り下げてみたいです!

栗原さん

・広げるのも才能

・時間の投資で稼ぐのがシンプル。自分の商品価値をどう示していくか。

・自分で稼げる何かと、町づくりがつながれば。

イブキ

・まちづくりに、どんなことが必要かを、行政は分かってない

・地域にいる人が、のびのびパフォーマンスを挙げられるかが大事

・一人一人がやりたいことをやるのが、町づくりにつながる

・町づくりと人材育成は似ている

・行政から委託を受ける立場になっているが。

・どう正しく進めていくか。その受注ができたら。

・プレイヤーを増やす方法。そのノウハウを伝える。

栗原さん

・行政で委託料が無かったとしても、民間からもらえるようにすることもできたら。

・お金を生み出すプロセスの中で、仲間づくりをしていってもよいのでは。

林さん

・『熱海の奇跡』が参考になるのでは。

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15時45分~

2)Kさん 

・4条、5条

・隠密行動

・何を狙い撃つか?

・研修でやったものは何種類かある

・ヒアリングして課題抽出するのが大事。狙い撃ちだと逆行しそう

・客作りの7割。7割ぐらいの力を、顧客づくりに使っていきたい

・事業を立てていく、自分の不安を無くしていく。そのために、顧客との関係性を作っていきたい

・自分のリストを充実させていく やってみたい

・隠密行動、ゲリラ戦が面白い。弱者の戦略として入っている

・50歳で独立を目指す。会社に頼らなくても、やっていける状態に。

・半年間のゴールとして、3社獲得が心地よい

・直接顧客 3社を作りたい 

イブキ

・Kさんは、商品がはっきりしている

・企業研修というより、町づくり研修があれば、自分もできそう

Kさん

・ステークホルダーに対して、ワークショップ。未来づくり。実践者として、伴走する

・良い組織を作りたいと思っている組織ほどよくない

・予算を取っていく、きちんと説明する。価値を分かってもらう

・間接的にアプローチしていく。人や組織がよくなることで、数字が上がる。

・1クッションあるような領域を扱う。そこの接続が大事。

・今は個人事業主。顧客は、会社の人事部 課題があって、研修でお返しする事業になっている。

栗原さん

・研修の売り先を、東京にするのか、他の地域にするのか?

Kさん

・営業をしていない

・どの顔をしていこうかな?どういうものをカバンに入れてこうか。

・S社での実績を伝えることはできる。

栗原さん

・Kさんであれば、普通に行けば、とれそう。

林さん

・Kさんは「何屋さんですか?」

Kさん

・なんでもやりますよ。人や組織に関する便利屋になっていくのもあり。

・大学院のネットワークが強い。動いてくれる人も多い。

・局地戦、絞り込んで。個人としても大事。

林さん

・看板がないと、顧客が頼みづらい。

Kさん

・シニアへの研修に自信あり。特に、落ち込んでいる方。自分があと数年でそういう年代に入るので、興味あり。

・3社に対して、シニア向け研修を販売していくのもありかも。

・中長期的に考えると、広げていくのもあり。その領域で、大学院博士課程も検討。

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16時15分~

4.約束合意:次回(11月23日)に向けて 

●半年後(2025年3月)の目標

〇イブキ

・ビジネスモデル(売上500万)を一つ作る

〇Kさん

・シニア向け研修(仮)→直接顧客3社

○関根

・売上5,000万(24年4月~25年3月) ・一人当たり年間粗利2,400万円 ・自己資本比率 70% 

〇風間さん

・既存の継続+拡大 ・新規2社獲得

〇栗原さん

・比企のジンジ 10社獲得(現在5社)

〇林さん

・新規顧客3社獲得

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●次回(11月23日)までの約束

〇イブキ

【自分の稼働が価値になるビジネスモデルを一つ考えてみる。】

・自分がまずは食べれる仕組みを構築し→余剰利益をまちづくりの投資へ回す。

・それは、今市からもらっている契約を新しく取ることでもよいし、諸々検討する

〇Kさん

・法人3社に対して人事関連担当者と課題抽出のための面談の機会を持つ(シニアに関する課題が抽出できた場合は、そこは獲得しにいく)

○関根さん

1)●社 役員Mtg結果 2)●社 再提案結果 3)●社 提案結果

〇林さん

・記事第一稿を仕上げる

〇栗原さん

・4社訪問

〇風間さん

【個人】

・高校 来年度の予算獲得+他学年への拡大可能性

・商店会 予算獲得の可能性に向けたヒアリング

・自治体 来年度予算ヒアリング

・地域の協議会 課題ヒアリング

【ときがわ社中】

・比企地域元気アップ実行委員会への打ち込み

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皆さん、ありがとうございました!これから半年間ともに進んでいきましょう!

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