学長就任のご挨拶(2024年4月9日)

2024年4月に比企起業大学の学長に就任いたしました風間崇志です。

私自身が2018年度に比企起業塾(現比企起業大学大学院)の第2期を卒業してから丸5年、講師として関わりはじめてから丸4年が経ちました。
まさか学長という大役を仰せつかるとは予想もせず、身に余る光栄と責任の重さに身が引き締まる思いです。
と同時に、いつも温かく見守ってくださる関根総長をはじめ、林さん、栗原さんら講師の皆さまや先輩方、比企起業大学の仲間への感謝を改めて感じております。

大変僭越ながらこの場をお借りして、私なりに比企起業大学で大事にしたいことを3つ述べたいと思います。

一つ目は「仲間」です。

私が比企起業塾を受講して最も強く印象を受け、また、今も変わらずに比企起業大学の最大の魅力だと感じているのが「仲間」の存在です。
2017年から比企起業塾、2021年からは比企起業大学がスタートし、これまでに延べ60名が卒業されました。

比企起業大学はオンラインでの学習が基本になるため、なかには県外の遠方の方もいらっしゃいますが、多くの方は埼玉県内、比企地域周辺で活動しています
自分が活動している地域に、こんなにも多くの仲間がいることがどれほど心強いことか。

また、さらにその仲間を通じて、地域にミニ起業家の輪がどんどん広がっていくのを実感しています。
自分ができないことでも、仲間の手を借りることによって地域でいろんなことができるようになることが嬉しく、楽しいと感じています。

私自身は起業して5年目になりますが、まだまだ学ばなければいけないことがたくさんあります。
学長として、講師の一人として、ミニ起業家の皆さまにお伝えできることはお伝えしつつも、一方では共に学び合う仲間として、自らも学ぶことを忘れずに行動を続けていきたいと思っています。

二つ目は「感謝」です。

私はこれまで比企起業大学の仲間に限らず、これまでたくさんの仲間の皆さんに助けられ、支えられてきました。
本当にありがたいことです。

ただそうした仲間の存在や仲間からご協力をいただけるということは、決して当たり前のことではありません。
助けてもらったことに対して、常に感謝の心を持ち、言葉にして伝えることを当たり前にできる人間でいたいと思っています。
そして、仲間に助けてもらっているからこそ、助けを必要としている仲間にも手を差し伸べられる人間でありたいと思っています。

その助け合いの連鎖が仲間の外ににじみ出していくと、今度は地域や社会にいる仲間のことも助けられるようになります。
一つ一つは小さなものだったとしても、そうしたことを続けることによって、私たちの周りにある暮らしを、少しずつより良いものに変えていけるのではないかと信じています。

三つ目は「自分のことは自分で決める」です。

これは私が比企起業塾に入って、最初に教わったことでもあります。
ミニ起業家は経営者ですので、自分が最終決定者にならなければなりません。
もちろん時には悩んだり、迷ったりすることはあるかと思います。
そのとき周りにいる先輩や仲間にアドバイスを求めるのはどんどんやっていい、というかどんどんやるべきだと思います。

ただ、決めるのは人任せにしてはならず、最後に決めるのはあくまでも経営者である自分でなくてはなりません。
そうしないと、他者に言われるままに動いて仮にうまくいかなかったとき、それを他責にしてしまうからです。
そういう失敗からは学ぶことができませんし、成長にもつながりません。
自分の事業や人生に関することですから、自分で考え、自分で決め、自分で行動することが大切です。

私もそう教わりましたし、そのことを後から入学した方にもお伝えしています。
「自分のことは自分で決める」ということは、比企起業大学が最も大事にしている起業家マインドです。


思いのほか長い挨拶となってしまいました。
ここまでお読みいただきありがとうございます。

比企起業大学では、2024年に入って「比企起業大学NFT」「比企ら辺まるごとキャンパス化計画」など、新たな取り組みもスタートしています。

学長として、比企起業大学の一員として、これまで以上に比企起業大学が、そして「比企ら辺」がますます盛り上がっていけるように全力を尽くしてまいります。

また、周りには頼りになる仲間がたくさんいますので、これからもどんどん頼っていきたいと思います。

以上、学長就任のご挨拶とさせていただきます。

比企つづき、どうぞよろしくお願いいたします!

2024年4月9日 一粒万倍の日
比企起業大学
学長 風間崇志

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